「28年後... 白骨の神殿」巨大な感染者サムソンの特殊メイク7人掛かりで8時間!俳優が秘話明かす
2026年1月21日 18:00

ダニー・ボイル監督と脚本家アレックス・ガーランドがタッグを組んだサバイバルスリラー「28年後...」の続編となる「28年後... 白骨の神殿」(公開中)にキーマンとして登場する、巨大で凶暴な感染者サムソンの特殊メイクの裏側が明かされた。
本作は、人間を凶暴化させるウイルスが蔓延した世界を舞台に描くサバイバルホラー「28年後...」の続編。ダニー・ボイル監督と脚本家アレックス・ガーランドのタッグによって2002年に製作された第1作「28日後...」、その続編「28週後…」に続き、第1作から28年後の世界を描く物語の第2弾にして、シリーズ4作目となる。
28年前、人間を凶暴化させるウイルスがロンドンで流出してパンデミックを引き起こし、多くの死者を出した。海を隔てた孤島という環境のためウイルスの蔓延を免れたホーリーアイランドで生まれ育った少年スパイクは、本土で生き延びた医師のケルソンと出会い、そして病気の母親を看取った。その後、ウイルスに覆われたイギリス本土で生きる道を選んだスパイクは、感染者に襲われかけたところを、ジミー・クリスタル率いる全員金髪の暴力的なカルト集団「ジミーズ」に救われる。しかし、彼を待っていたのは救済ではなく、救いのない世界で味わうさらなる絶望だった。

サムソン(チ・ルイス=パリー)は、前作「28年後...」にも登場した、ケルソンが暮らす白骨の神殿の近くに潜む巨大な感染者。サムソンはアルファと呼ばれるほかの感染者よりも高い知能と圧倒的なパワーを持つ個体のリーダーで、血走った眼と傷だらけの肉体を持ち、目に留まった人間の頭を掴み首ごと引っこ抜く姿はまさに“怪物”。ケルソンに“サムソン”と名付けられており、ケルソンがウイルスを解明するための重要な鍵となる人物だ。
サムソンを演じたチ・ルイス=パリーは、身長206センチメートル。特殊メイクの細部までこだわり抜いていたため、サムソンに扮するには毎回7人掛かりで8時間を要した。ルイス=パリーは、「撮影開始に合わせるために午前2時頃にメイクを始めます。撮影が1日10時間だとして、また脱いでメイクを落とすと終わりは午後9時頃でした」と過酷なスケジュールを振り返り、「途方もない作業量でした。立っていたり、ひざまずいたり、横になっていたり、とにかく長時間で本当に大変でした!」と本音を吐露。

苦労の分だけ得たものもあったようで、「最初の特殊メイクで作られたパーツを装着したところから、次々と重ねていって、そして髪を付け、素晴らしいメイクを施すと、『ああ、サムソンがここにいる』と感じ始めるんです。近くで見ると、血管がもっとたくさん描かれていて、より精巧にできているんです。だからメイク中はずっとサムソンと心の中で対話を続けていました。それは素晴らしい日々でした」と秘話を明かした。メイク時間が複雑な存在であるサムソンの役作りに繋がっていたようだ。
ヘア&メイクアップ・デザイナーを務めるフローラ・ムーディは、「『28年後...』の時点で、サムソンは圧倒的な威圧感と恐怖を与えるために、“やりすぎ”なくらいの見た目にしなくてはいけませんでした。ですがサムソンがほんの少しずつ、医者のケルソンの助けもあって変わっていく過程では、彼を感染拡大の先にある“未来”へ導く存在として見せるために、見た目のあらゆる要素に意味を持たせました」と、制作の裏側を明かしている。
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