全米映画ランキング : 2026年10月9日~2026年10月11日

全米映画ランキング:2026年10月12日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2026年10月9日~2026年10月11日
(金額・順位は確定前のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 初 アザー・マミー

Other Mommy
「アザー・マミー」

Universal
(東宝東和)

1 27,500,000 27,500,000
2 1 ヴェリティ 真実

Verity
「ヴェリティ 真実」

Amazon MGM Studios
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

2 11,482,000 53,861,000
3 2 バイオハザード

Resident Evil
「バイオハザード」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

4 8,350,000 138,525,000
4 3 ハート・オブ・ビースト

Heart of the Beast
「ハート・オブ・ビースト」

Paramount
(東和ピクチャーズ、東宝)

3 7,100,000 49,662,000
5 初 The Social Reckoning

The Social Reckoning

Sony Pictures

1 5,500,000 5,500,000
6 6 フォーガットン・アイランド 忘却の魔法島 3 4,500,000 30,272,000
7 4 プライムタイム

Primetime
「プライムタイム」

A24
(ハピネットファントム・スタジオ)

3 4,014,003 41,467,632
8 5 DIGGER ディガー

Digger
「DIGGER ディガー」

Warner Bros.
(東和ピクチャーズ、東宝)

2 3,200,000 14,433,000
9 初 Angel and the Badman 1 2,063,407 2,063,407
10 11 オデュッセイア

The Odyssey
「オデュッセイア」

Universal
(ビターズ・エンド、ユニバーサル映画)

13 2,000,000 622,973,000

首位はジェシカ・チャステイン主演「アザー・マミー」 ホラー人気衰えず

10月第2週の北米映画市場、週末3日間(10月9~11日)の興行成績(米メディア調査会社Comscore調べ)は、オスカー女優のジェシカ・チャステイン主演のホラー「アザー・マミー」が、2750万ドルで初登場1位を獲得。今年ヒットとなったホラー「オブセッション 災愛」「バックルームズ」からの流れを継ぎ、好調な滑り出しを見せている。

「アザー・マミー」は、自分の母親に不気味なほど似ている“何か”と出会った少女の恐怖を描いたホラー。ブラムハウス・アトミック・モンスター製作で、「死霊館」「ソウ」シリーズなど数々の大ヒットホラーを世に送り出してきたジェームズ・ワンがプロデュースを務めた。

今作は、ホラー人気の高まりを追い風に、予想を上回る興行成績を収めた。しかし、米映画批評サイト「ロッテン・トマト」では、批評家からの好意的な評価が16%、一般観客の満足度(評価)が48%(10月13日時点)と低迷。観客の満足度を出口調査するシネマスコアでは「D+」と厳しい評価を得ており、今年もっとも酷評された映画のひとつといえるだろう。口コミによる今後の興収の伸びは期待できない状況だが、製作費が1800万ドルと控えめだったため、公開初週で全世界興収4519万ドルを記録し、損益分岐点には達している。

2位は、前週首位デビューを飾ったアン・ハサウェイ主演のミステリーサスペンス「ヴェリティ 真実」。2週目は1148万2000ドルの興収を記録したが、前週末から64%の大幅減となった。こちらも、ロッテン・トマトで批評家からの好意的な評価が31%、一般観客の満足度(評価)が71%(10月13日時点)と批評家の反応は芳しくないが、製作費4000万ドルに対して北米で5300万ドル、全世界で1億1300万ドルを売り上げており、Amazon MGMスタジオにとっては成功作と言える。

3位には、公開4週目の週末で835万ドルを稼ぎ出した人気サバイバルホラー最新作「バイオハザード」がランクイン。「WEAPONS ウェポンズ」のザック・クレッガー監督が、「もしもゲーム『バイオハザード』の世界に放り込まれたらどうなるか?」をコンセプトに物語を再構築し、医療品の配達人を襲う地獄のような一夜を描き出す。製作費7500万ドルに対して、10月11日時点で北米累計1億3850万ドル、全世界累計3億ドルの興収を記録している。ソニー・ピクチャーズが「ソーシャル・ネットワーク」の続編「The Social Reckoning(原題)」(初登場5位:興収550万ドル)で被った損失は、「スパイダーマン ブランド・ニュー・デイ」と今作で補填できそうだ。

8位は、トム・クルーズが名匠アレハンドロ・G・イニャリトゥとタッグを組んだ異色のダークコメディ「DIGGER ディガー」。公開初週の北米興収800万ドルという厳しい成績を受け、アン・ハサウェイ、ギレルモ・デル・トロらが今作を擁護し、観客に劇場へ足を運ぶよう呼びかけるなど、あらゆる努力を尽くした。公開2週目の週末は初週から60%減の320万ドルを記録。前週の5位から8位へと転落し、劇場公開で史上最大級となる2億4500万ドルの損失を出す見込みだ。ワーナー・ブラザースは今作の製作に1億8000万ドル、宣伝費に1億ドルを費やしており、関係者によるとこのほかにオスカーキャンペーンに約1500万ドルの予算をつけている(成績不振のため、オスカーキャンペーン費用は削られた可能性がある)。

2026年10月12日更新 編集部

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