松岡茉優が危機感、「蜜蜂と遠雷」特設インスタのフォロー呼びかけ
2019年9月16日 21:17

[映画.com ニュース] 史上初の快挙となる「直木賞」(第156回)と「本屋大賞」(2017年)をダブル受賞した恩田陸氏の小説を映画化した「蜜蜂と遠雷」(石川慶監督)の完成披露試写会が9月16日、東京・内幸町のイイノホールで行われ、主演の松岡茉優をはじめ松坂桃李、森崎ウィン、鈴鹿央士が勢揃いした。
天才たちが集う芳ヶ江国際ピアノコンクールに参加する若き4人のピアニストの姿を描く群像劇。ポーランドで映画製作を学び、「愚行録」で長編監督デビューを果たした新鋭・石川慶監督がメガホンをとり、脚本・編集も兼ねた。
母の死をきっかけにピアノが弾けなくなり、7年の時を経てコンクールに再挑戦する主人公・栄伝亜夜役を演じた松岡は、「たくさんの人が映像化したかったと思うんですけども、東宝さんが勝ち取り、主演を栄伝亜夜に置くと決め、若手女優がたくさんいる中、私のところに役が届いた。やらせていただくからには、恩田先生に満足していただける作品にしなければ、と役に臨みました。日本映画とは思えない映像美、クラシック映画とは思えない新しい音楽映画ができたという自信があります。……あ、大きなことを言っちゃった」と茶目っ気たっぷりに挨拶した。

続けて、松坂が「コンクールに親しみがない人でも楽しめる作品になっている」、森崎が「本当に音楽が気持ちいい映画になっている」と見どころを語る中、新人の鈴鹿は「初めての映画だったんですけど、気持ちよく入れました。時々、緊張感があったらしいんですけども、僕は読み取れず、気が付かなかった。和気あいあいはしないんですけども、楽しくやりました」と天然ぶりを発揮した。
松岡は「和気あいあいは言っておこうか。取り下げると、憶測を呼んじゃうし」とツッコミ。続けて、主演女優らしく「(鈴鹿は)お芝居も初めて。完成披露試写会も初めてなんですよ。どうですか? 初めての完成披露試写会は?」と質問を投げてフォローする場面も。鈴鹿は「きょうはホールでよかったなと思いました。映画館だったら、緊張していたと思います。ホールは(映画の)撮影で立ち慣れているので……」と初々しく対応。「でも、初日は映画館に行くよ」と松岡に言われると、「それは緊張するかも」と鈴鹿。会場には笑いが絶えなかった。
映画にちなんで、いま葛藤していることを聞かれると、松岡は「『蜜蜂と遠雷』の期間限定インスタグラムを開設したんですが、フォロワー数が思わしくないんです。現在7万人。私、若手女優群雄割拠時代のいい女優なんですよ……、ちょっと足りないかな。もうひとケタには乗せたいかな。かなり闘っています」と猛アピール。一方の松坂は「いま事務所と闘い終わったところです。私事なんですが、デビューして10年なんですが、一息つきたいと言っていて……」というと、松岡は「あーあ、私のフォロワー数の話がぶっ飛んだ」と笑い。松坂は「いや、大丈夫。ようやく事務所から休みのお許しが出ました。僕のは取り上げなくて、大丈夫です」というと、松岡は「アフリカでもブラジルでもいってらっしゃい!」と話していた。
最後に、松岡は「この作品は恩田陸先生が構想13年、執筆7年、たくさんコンクールを取材して書き上げた原作の実写映像化です。恩田先生も納得していただけたということで、ホッとしています。我々も、あの『蜜蜂と遠雷』が実写できるのかと闘いの中でしたが、お客さんに見ていただける日を迎えられて、感無量です。みなさんが手に汗握る演奏シーンもありますので、新しい音楽映画の誕生を見守ってください」と締めた。
「蜜蜂と遠雷」は10月4日から全国で公開される。
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