「海辺の週刊大衆」主演・又吉直樹の演技は北斗神拳の使い手と酷似!?
2018年4月14日 12:45

[映画.com ニュース] 「ピース」の又吉直樹が主演する映画「海辺の週刊大衆」が4月14日、全国3館で封切り。東京のシネ・リーブル池袋で行われた初日舞台挨拶に、又吉をはじめ、共演した「NMB48」の渋谷凪咲、高橋努、原作者のせきしろ氏、メガホンをとった太田勇監督が登壇した。
せきしろ氏のサバイバル小説をベースにした本作は、無人島に取り残された男(又吉)が、唯一手元にあった「週刊大衆」を見ながら、ありとあらゆる妄想を繰り広げ、やがて自分の過去に思いを馳せるさまを描き出す。原作のファンだった又吉は「映像化する時はなにかしら関わりたい」と思っていたようだが「芝居の経験があまりなかったので…」と主演という立場には不安だった様子。だが完成した作品を見ると「面白かった。(セリフや内容は)やっぱりせきしろさんの言葉だったりしますので」と充実の面持ちだった。
MCを務めた「しずる」の村上純から「又吉さんの芝居はどうでした?」と問われたせきしろ氏は「作品自体は静かな感じの映画なんですよ。だから、又吉君の演技は(『北斗の拳』の)ラオウというよりはトキですよね」とシュールな分析。さらに「『闇金ウシジマくん』でいえば加納(晃司)かな(笑)。親がいなくて、時計の音だけが聞こえる午前中の家みたいな感じ」と表現して「僕もずっとそんな感じで書いていたんです。それはすごいと思いました。こんなに僕の思い描いてものができるんだとびっくりしました」とベストな配役であったことを明かした。
本作で劇映画デビューを飾った渋谷は「急に決まって、急に撮影して、てんやわんやって感じでした」とタイトなスケジュールを述懐。「右も左もわからなかったんですけど、楽しかったなという記憶、すごく良い作品に出演させていただいてよかったなって記憶だけはあります」と話すと、又吉から「もうほとんど覚えてないんですね(笑)」とツッコまれてしまった。また、自身の芝居に点数をつけるならば「21点」とのこと。「今21歳なので、年を追うごとに1点ずつ足していければいいなって思っています。でも、作品としてははなまる、100点です」とアピールに努めていた。
撮影中の印象的なエピソードは「2日間の参加だったんですけど、1日だけ又吉さんとご一緒させていただいて。その時すごい寒かったので、私カイロ2つを持っていたんですよ。又吉さん、ずっとTシャツ姿で撮影されていたので『カイロ、1ついりますか?』と言ったら『僕、持ってるんで大丈夫です』と断られました。苦い思い出(笑)」と渋谷。その発言を受けた又吉は「いやいや、申し訳ないなと思って」と理由を述べてから「全体的に覚えてないのに、むちゃくちゃ細かいところ覚えてますね!」と指摘し、場内の笑いを誘っていた。
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