ゴダール「勝手にしやがれ」「気狂いピエロ」デジタルリマスター&新訳版が7月公開!
2016年4月22日 17:00

[映画.com ニュース]ヌーベルバーグの記念碑的作品として知られる、ジャン=リュック・ゴダール監督の「勝手にしやがれ」「気狂いピエロ」にデジタルリマスターを施した、寺尾次郎氏による新訳版が7月23日から公開されることが決定、ポスタービジュアルと、ARUTA SOUPのデザインによるグッズのオリジナルアートワークの一部がお披露目された。
「勝手にしやがれ」は、1960年に当時28歳のゴダールが発表した長編初監督作。ジャン=ポール・ベルモンド演じる自動車泥棒と、ジーン・セバーグ演じるアメリカ人の留学生の型破りな恋愛模様を描いた作品で、ベルリン映画祭銀熊賞を受賞した。即興演出や手持ちカメラでの街頭撮影など、当時の劇場映画の概念を打ち破る技法で製作され、後の映画界に大きな影響を与えた。原案にフランソワ・トリュフォー、監修にクロード・シャブロルと、後のヌーベルバーグをけん引するメンバーが顔をそろえている。
「気狂いピエロ」(65)は、ゴダールのミューズとして知られ、離婚したばかりのアンナ・カリーナ、「勝手にしやがれ」で大スターになり本作でゴダールと決別することになるベルモンドが出演する傑作。退屈な結婚をした男とそのかつての恋人の愛の逃避行を鮮やかな色彩と詩情で描く。撮影は「勝手にしやがれ」以来ゴダールの盟友のラウール・クタール。マスターポジ消失のため今回撮影ネガをデジタル化し、新たな音ネガも復元した。
今回は両作共にARUTA SOUPによるデザインのオリジナルTシャツ・トートバッグ各数種類が作成されるほか、バスローブ専門店affettが「気狂いピエロ」のアンナ・カリーナが着用していた水色のバスローブをオリジナルで再現し販売する。
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