ヘミングウェイ伝記映画がキューバで撮影 革命後、米長編映画で初
2014年5月13日 12:50

[映画.com ニュース] 20世紀アメリカを代表する文豪アーネスト・ヘミングウェイの伝記映画「パパ(Papa)」(米・キューバ・カナダ合作)がキューバで撮影されたことが分かった。1959年のキューバ革命後、米資本でハリウッド俳優が出演する長編映画の撮影が同国内で行われたのは今回が初めてとなる。
50年代の動乱のキューバを舞台にヘミングウェイと若いジャーナリストの友情を描くもので、脚本は元新聞記者で脚本家のデネ・バート・ペティクラークが自身の経験をもとに書き上げた。「パブリック・エネミー」「アバター(2009)」のジョバンニ・リビシがペティクラークをモデルにしたキャラクター、エド・マイヤーズ役を演じ、ヘミングウェイ役は舞台俳優のエイドリアン・スパークスが担当する。
撮影は3月から行われ、5月第1週でクランクアップ。当時の大統領官邸(現・革命博物館)といった歴史的建造物をはじめ、現在は博物館として一部が公開されているヘミングウェイの邸宅「フィンカ・ビヒア(望楼別荘)」の立ち入り禁止区域でも撮影が行われたという。首都ハバナの郊外にあるフィンカ・ビヒアは、39年から自殺する61年までキューバで暮らしていたヘミングウェイの執筆活動の拠点で、「老人と海」といった傑作がここで創作された。
キューバ革命後、米国はキューバとの通商を停止し事実上の経済封鎖を今日まで継続しており、「ゴッドファーザーPARTII」や「ハバナ」などに登場するキューバの場面はドミニカ共和国など別の場所でロケが行われた。同作は、目撃談をもとに実際に起こった出来事を再現していることからドキュメンタリー映画として撮影許可を得ているため、今後ハリウッド大作で同様の撮影を行うことは困難だとみられている。
メガホンをとるのは、「クラッシュ」や「幻影師アイゼンハイム」の製作を務めたイラン出身のボブ・ヤーリ。女優ミンカ・ケリーやジョエリー・リチャードソンのほか、ヘミングウェイの孫で女優のマリエル・ヘミングウェイが共演する。
ちなみに、首都ハバナを舞台にしたオムニバス映画「セブン・デイズ・イン・ハバナ」では、ベニチオ・デル・トロが初メガホンをとった「ユマ 月曜日」で「ハンガー・ゲーム」の若手俳優ジョシュ・ハッチャーソンが主演している。
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