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“AIと法”研究の第一人者が「MERCY マーシー AI裁判」を“優れた教材”と推薦し3つの必修ポイント提言!

2026年1月29日 17:00

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AIの台頭や怒涛の情報量で溢れ返る現代社会への警鐘を鳴らすエンターテインメント大作「MERCY マーシー AI裁判」が、1月23日より日米で同時公開され、北米で初登場1位、日本でも週末動員ランキングにおいて実写洋画で初登場1位(総合3位&新作1位)を獲得。このほど、明治大学法学部の教授で「AIと法」研究の第一人者として知られる太田勝造教授が、「エンターテインメントとして95点。法的なリアリティとしては85点」と高く評価し、「学生たちのゼミで使いたい、優れた教材だ」と絶賛のコメントを寄せた。

“妻殺し”の<容疑者>にクリス・プラット、<AI裁判官>にレベッカ・ファーガソンを迎え、AIが人類を裁く近未来を舞台に極限状態の法廷バトルを描く本作。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズなどの超大作で主演を務める世界的スター、プラットと、100%すべてPC画面の映像で失踪した娘の捜査劇を展開した「search サーチ」で今までにない映像表現を実現し世界中を驚かせたティムール・べクマンベトフ監督がタッグを組み、<容疑者 vs AI裁判官>の闘いという挑戦的なテーマに挑んだ。

本作は単なるエンターテインメントに留まらず、現代社会が直面する根源的な問いを投げかけている。死刑執行後に再審で無罪とわかっても取り返しがつかないという究極の問題、無罪の推定や弁護人の権利の重要性、そしてAIと人間、どちらが裁きを下すべきなのか──。あわせて新たに公開されたプラットによる解説映像から知ることができる“エンターテイメント”と“近未来の法的なリアリティ”の融合を実現させた制作の裏側と強く結びつく、AI時代を迎えた現代人が気づきを得るために必須の視点が語られている。

容疑者が無罪証明のための証拠として活用するために、AIが支配するビッグデータを革新的な映像表現でスクリーン上に表現。AI裁判の要になるのは<データ>であり、プラットは「監視カメラもビデオ通話もメールもデータはすべて撮影した」と明かし、実際に現代社会に存在するあらゆる機材が撮影現場に投入されている様子が解説映像に映し出される。ドライブレコーダーやボディカメラ、アクションカメラやスマホや玄関カメラもすべてが対象であり、プラットが「現代社会はどこでも映像が撮れる。ドローンも使った。IMAXカメラもね。台数も定かではない。常時すべてを撮影されてた」と振り返るように、最新の撮影技術も取り入れながら作中で描かれる職務中のレイヴン刑事(プラット)が激しく駆け回る姿や、息をのむダイナミックなアクション、そしてビデオ通話に向ける繊細な表情まで、データとして収集され、AI裁判官マドックス(ファーガソン)によって<制限時間90分>で執り行われる裁判に、無罪を証明するための証拠として使用される。緊迫感溢れる映像表現と《リアルタイムリミット型》で描く<容疑者 vs AI裁判官>の闘いは、果たして、現代人にどのような気づきをもたらすことになるのだろうか─。

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本作の舞台となるのは、AIが膨大なデータを収集・解析し、裁判で利用する近未来。しかし、太田教授が指摘するように、これは決して遠い未来の話ではない。太田教授が特に注目したのは、「やはり『データ』ですね。今も監視カメラや携帯電話などのデータとかが集められています。もちろん、本人の同意なしに収集したり、勝手に中に入って見たりしていいかというのは別の問題で、実際は令状なしではできませんが、とはいえ昔とは警察の捜査も全然変わって来ていますよね。それらを集約する形で裁判をするというのが、非常にリアリティがあるかなと思いましたね」と語る。

AI裁判を題材にした作品は数多く存在するが、本作が際立っているのは、その比較の公平性にあるという。太田教授は「よく『AI裁判官 vs 人間の裁判官』と比較されますが、その時によく陥る間違いがあって、それは何かと言うと、『人間の裁判官は慈悲があって、優しくて、間違いが少なくて、気持ちが通じる理想化された生身の裁判官』で、それに対して『AIは冷徹で間違いも犯す人情を排除する』という比較をしがちです。でも現実には、人間の裁判官にもいろんな人がいて、いっぱい間違えているし、お腹も空くし、誤魔化しもするし、人の心を理解しない人もいないわけではない。だから『現実的なAI』と『理想の人間』を比べるのは議論として間違いで、『現実の人間』と『現実のAI』を比較して議論しないといけないんです」と、本作で描かれる挑戦的なテーマを掘り下げる。

太田教授は、本作が「ゼミのテーマに最適」だと大プッシュ。その理由は、この物語が意図的に現行の法制度にある重要な要素を省いているからだ。「おそらく、きちんと弁護士や法律専門家のアドバイスを受けているなというのが分かると同時に、あえて『無罪の推定』や『弁護人に代理される権利』のところを省いているんだなというのが分かります。それは逆を突けば、作品で欠けている要素に注目し、実際の裁判にある要素と比較することで、『なぜ弁護人が必要なのか』『なぜ無罪の推定が必要なのか』『検察側証拠の事前全面開示の必要性』『対審構造の原則』『裁判の公開』といった、この作品で省かれているものと現在あるものとを比較してそれらの意義や将来的に進む方向、残すべきものを考えて欲しい。そのための教材としてすごくいいと思いました」と、死刑執行後に再審で無罪とわかっても取り返しがつかない──。この究極の問題を通じて、本作は法の手続きが持つ意味、人権保障の重要性を浮き彫りにする。エンターテインメントとして楽しみながら、同時に深い思考を促すことを指摘。さらには本作について、「“隠れたシンギュラリティ(AIが人間の知能を超え自律的に進化し始めること)”が描かれている」と鋭いコメントを寄せた。

衝撃の結末へ観る者を導く《リアルタイムリミット型》アクションスリラー「MERCY マーシー AI裁判」は好評上映中。

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