「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」 ハリソン・フォードの“若返り”はILMスタッフ100人の努力の結晶
2023年7月12日 13:00

世界的な人気を誇るアドベンチャーシリーズの約15年ぶりとなる新作とあって、公開前から世界中の多くのファンが期待と興奮に胸を膨らませていた「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」。ファンはまた、主人公を演じる80歳のハリソン・フォードがいかなる“若返り”ぶりを見せてくれるかに興味津々の様子だった。
ジェームズ・マンゴールド監督がメガホンをとったシリーズ最新作でVFXスーパーバイザーを務めたILM(インダストリアル・ライト&マジック)のアンドリュー・ホワイトハーストとロバート・ウィーバーは、フォード扮するインディを若返らせるためだけに、同社の精鋭アーティスト100人が3年間を費やしたと明かす。
これまでに手がけたなかでも最大級のチャレンジになると覚悟していたというホワイトハーストは、「既存のあらゆるツールを駆使するだけでなく、新しいツールを開発する必要がある」と考え、「アントマン&ワスプ クアントマニア」「アイリッシュマン」といった作品で使用された「Flux(フラックス)」に代わる新たな若返らせツール「FaceSwap(フェイススワップ)」を自社開発した。
この新たなツールは、CGで作成した3Dモデルと撮影現場で撮ったデジタルフォト、シリーズ過去作からの参照マテリアルをコンピューター上でスムースに融合させるというもので、アーティストらはまず、若かりし日のインディを全身完璧に再現した2Dレプリカを創り上げるために1コマ1コマ丹念に作業を重ねた後、それをフル3DCGに変換するという気の遠くなるような工程を踏む必要があった。
「ハリソンにありとあらゆる表情をつくってもらい、それを録画したデジタル素材をもとに、アーティストたちが様々な技術やツールを使って最終形へと仕上げていったのです」とウィーバーは説明する。「最初にハリソンの頭部を3Dスキャンして、雛形となる現在の彼の顔のモデルを作成し、そこにルーカスフィルムのアーカイブから過去の参照マテリアルを付け加えて行きました」。
さらに撮影時には、メインのカメラに参照素材収集用のカメラをもう1台取り付けることで、全ショットにおける照明やアングルをのちにCGで再現できるようにしたという。
ILMが総力をあげて創り出しただけあって、若見えインディの完成度は見事なものとは言え、ウィーバーはフォード自身の若さあふれる演技を称賛する。「まったく年齢を感じさせないくらい若々しく、鍛え上げられた肉体でアクションを容易にこなす彼には脱帽でしたよ」。
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