「家政婦のミタ」5冠獲得!…もまさか主演女優賞のがす
2012年10月23日 11:45

[映画.com ニュース] 世界を視野に、優れたドラマを表彰する「東京ドラマアウォード2012」授賞式が10月22日、都内で行われ、昨年10月クールに放送され最終回で視聴率40%をたたき出した日本テレビの大ヒット作「家政婦のミタ」が最多5冠に輝いた。連続ドラマ部門グランプリ、アジア賞、脚本賞、プロデュース賞、助演男優賞を獲得。しかし、大本命の主演女優賞ではまさか受賞をのがした。
主演女優賞を手にしたのは、NHK朝ドラ「カーネーション」での好演が光った尾野真千子。「家政婦のミタ」の脚本家・遊川和彦氏は、自身の脚本賞受賞の喜びもそこそこに「うちの主役(松嶋菜々子)が賞をとれなかったのが本当に残念! 」と悔しさをにじませたが、選考には納得で「尾野さんはやっぱり素晴らしかった」。祝福を受け、尾野は「本当に嬉しい。『カーネーション』は人生を変えてくれた宝物」と感慨深げにトロフィーをかかげた。
「東京ドラマアウォード」は、今年で5回目の開催。「国際ドラマフェスティバル in TOKYO」のメインイベントとして、民放、NHKを問わず、市場性、商業性にスポットを当て“世界に見せたい”日本ドラマを表彰するほか、諸外国の秀作も紹介する。年々、アウォードとしての知名度が高まり、ドラマ関係者の晴れ舞台として定着した。
テレビ、ドラマ離れが叫ばれる中、「ミタ」ブームを巻き起こし、日本ドラマの可能性を知らしめた遊川氏は「頑張れば必ず良いドラマが作れる。奇跡は起こせる」と熱弁。その奇跡の渦中を演者として経験した長谷川博己は「放送から1年経った最近でも、町を歩くと『(役柄の)ダメなお父さんの人だ!』って言われますね」と笑わせていた。(映画.com×文化通信.com)
同優秀賞=「カーネーション」(NHK)、「妖怪人間べム」(日本テレビ)、「リーガル・ハイ」(フジテレビ)、「それでも、生きてゆく」(フジテレビ)、「贖罪」(WOWOW)
同優秀賞=「砂の器」(テレビ朝日)、「ブラックボード~時代と戦った教師たち」(TBS)、「SPEC~警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿~翔」(TBS)
主演女優賞=尾野真千子「カーネーション」
助演男優賞=長谷川博己「家政婦のミタ」
助演女優賞=杏「妖怪人間べム」
脚本賞=遊川和彦「家政婦のミタ」
プロデュース賞=大平太「家政婦のミタ」
演出賞=黒沢清「贖罪」
演出賞=田中健二「カーネーション」
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