2026年 第98回 アカデミー賞特集(2026年) 全部門ノミネート・監督賞

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映画.com 第98回アカデミー賞特集

2026年3月15日(現地時間)に開催されるアカデミー賞授賞式。最新情報をお届け!

Nominate - 全部門ノミネート作品 -

監督賞

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中国の北京出身で、継母は女優の宋丹丹(ソン・タンタン)。ロンドンの寄宿学校とロサンゼルスの高校でポップカルチャーを浴び、反抗的な青春時代を送る。大学では政治科学を専攻。職を転々とした後にニューヨーク大学ティッシュ・スクール・オブ・アートで映画制作を始め、短編「Daughters」(10)で高い評価を得る。現代のアメリカインディアンの若者の生活を描いた長編第1作「兄が教えてくれた歌」(15)、同じく現代に生きるカウボーイを追った第2作「ザ・ライダー」(17)はともにカンヌ国際映画祭で上映され、後者がインディペンデント・スピリット賞の作品賞及び監督賞の候補となるとともに、自身は気鋭の女性監督に贈られるボニー賞を受賞。フランシス・マクドーマンドを主演に迎えた「ノマドランド」(20)は、第93回アカデミー賞で作品賞を受賞したほか、自身もアジア系女性として史上初、女性監督としても史上2人目となる監督賞に輝いた。同作に続いて、マーベル映画「エターナルズ」(21)の監督に抜てきされ、大作アクション映画でメガホンをとった。

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父親が深夜のホラー番組の司会者だったため、子どもの頃に俳優のロバート・リッジリーらと知り合う。1996年、「ハードエイト」で長編映画監督デビュー。高校時代に制作した短編「The Dirk Diggler Story」を長編リメイクした「ブギーナイツ」(97)にはリッジリーらが出演し、アカデミー脚本賞にノミネートされた。「マグノリア」(99)でも同賞の候補に挙がり、ベルリン国際映画祭の金熊賞も受賞。「パンチドランク・ラブ」(02)ではカンヌ国際映画祭の監督賞を「酔画仙」のイム・グォンテク監督と分け合い、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(07)でベルリン国際映画祭の銀熊賞(監督賞)、「ザ・マスター」(12)でベネチア国際映画祭の銀獅子賞(監督賞)を受賞。世界3大映画祭すべてで監督賞を受賞する快挙を達成している。そのほか、「ファントム・スレッド」(17)や「リコリス・ピザ」(21)ではアカデミー監督賞にノミネートされている。

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デンマークに生まれ、ノルウェーで育つ。10代のころはプロのスケートボーダーとして活動。デンマークのヨーロピアン・フィルム・カレッジを卒業後、英ロンドンの国立映画テレビ学校で映画制作を学び、メガホンをとった短編映画が賞をとるなど早くから頭角を表す。ノルウェーに帰国し、2006年の長編デビュー作「リプライズ」(日本劇場未公開)がアカデミー賞外国語映画賞のノルウェー代表に選出され、注目の若手監督として期待される。続く「オスロ、8月31日」(11・日本劇場未公開)がカンヌ国際映画祭のある視点部門、監督3作目にして初の英語作品「母の残像」(15)が同映画祭のコンペティション部門に出品。「テルマ」(17)で再びアカデミー賞外国映画賞のノルウェー代表に選ばれるなど、北欧を代表する新鋭監督として活躍する。デンマークの鬼才ラース・フォン・トリアーの遠戚にあたる。

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米カリフォルニア州オークランドで生まれ育つ。南カリフォルニア大学映画芸術学部在学中に監督した短編映画が様々な映画賞で高く評価され、中でも卒業する年に制作した「Fig」(2011)は全米映画監督組合学生映画賞などを受賞した。2009年に起きた鉄道警察による黒人青年の射殺事件を題材にした脚本「Fruitvale」で、サンダンス・インスティテュートのスクリーンライターズ・ラボに参加し、この脚本をもとに自らメガホンをとった「フルートベール駅で」(13)で長編監督デビューを果たす。同作はサンダンス映画祭でグランプリと観客賞の2冠を獲得し、第66回カンヌ国際映画祭ある視点部門のフューチャーアワードなど数々の賞に輝く。続いて、シルベスター・スタローンの代表作「ロッキー」シリーズの新章となる「クリード チャンプを継ぐ男」(15)でも、脚本・監督を務めた。

Photo:Getty Images/ロイター/アフロ