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Google Earthで世界中の島を調査→理想のロケ地を発見!サム・ライミ監督作「HELP 復讐島」“第三の主人公”キャスティング秘話

2026年2月5日 18:00

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ロケ地の「島」はどうやって決まった?
ロケ地の「島」はどうやって決まった?
(C)2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

“逃げ場のない無人島”で人間の狂気を炙り出す映画「HELP 復讐島」(公開中)。同作の“第三の主人公”ともいえるのが、有能な部下&パワハラ気質の新上司のバトルが繰り広げられる「無人島」だ。このほど、ロケ地がいかにして決まったのかに迫る製作陣のコメントを独占入手した。

本作の舞台は“無人島”。コンサル会社の戦略チームで働くリンダ(レイチェル・マクアダムス)は、誰よりも数字に強く有能。しかし、パワハラ気質の新上司ブラッドリー(ディラン・オブライエン)に目を付けられてしまう。そんなある日、出張中の飛行機事故によって無人島で2人きりになってしまう。「死霊のはらわた」や「スパイダーマン」シリーズの鬼才サム・ライミ監督がメガホンをとった。

画像2(C)2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

1月30日に全世界で公開された本作。アメリカでは公開3日間で興行収入2000万ドル(約31億円/1ドル=155円で計算、2月2日時点。以下同)、全世界での興行収入は2810万ドル(約43.5億円※)を突破。米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では“サム・ライミ作品歴代1位”の批評家支持率93%、観客スコア88%というハイスコアを記録。PostTrakでも5つ星中4つ星の高評価をたたき出している。

オーストラリアでのスタジオ撮影に加え、大規模な特殊効果と安全対策が必要となるタイの離島にてロケ撮影を敢行。ライミ監督、撮影監督のビル・ポープ、プロデューサーのザイナブ・アジジら製作チームの徹底したリアリズムへのこだわりにより、CG全盛の現代においてあえて過酷な実地撮影が選択された。

物語の舞台となるのは、危険と秘密に満ちた絶海の孤島。ライミ監督は「物語が突飛な設定であるからこそ、ロケ地や環境といった『地に足のついた描写』が不可欠でした。美術部門やサバイバル専門家らと共に、細部に至るまで正確さを追求しました」と語る。脚本家のマーク・スウィフトもまた、「観客は非常に賢明です。グリーンスクリーンばかりの映像だと、彼らはすぐに気付き不満を抱きます。実際の島々で撮影したことには、観客が求める『本物』を提供する上で大きな意味がありました」と、実景撮影の重要性を強調した。

画像3(C)2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.
画像4(C)2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

“映画における第三のキャラクター”とも言える島を見つけるため、プロダクションデザイナーのイアン・グレイシーは、Google Earthで2週間をかけて世界中の島を調査し、最終的にタイのクラビとプーケットの間に位置する湾を選定した。エグゼクティブ・プロデューサーのJJ・フックが「金の卵を産むガチョウ」と呼んだ理想のロケ地の条件は、崖、竹林、透明な水、そして最小限の干満差だ。「全てを満たすビーチを見つけるのは困難を極めました。多くの場所では潮の干満が激しく、撮影開始時には足元にあった海が、数時間後には遥か彼方へ引いてしまうのです」とフックはその難しさを振り返る。

数ある候補の中からメインのロケ地として選ばれたのは、人里離れた「ホン島」だった。グレイシーはその絶対的な美しさから劇中の「ヒーロービーチ」として採用したが、撮影は困難を極めた。キャストとスタッフは毎日車で2時間、さらにボートで1時間をかけて現場へ移動。ホン島での撮影は数日に留め、残りのシーンはアクセスしやすい本土で撮影するなど工夫が凝らされた。また、安全面でのリスクが高い高さ200フィート(約60メートル)の断崖絶壁のシーンについては、タイで撮影した実景プレートをVFXチームが加工・拡張し、シドニーのスタジオセットと融合させる手法がとられた。

画像5(C)2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

グレイシーは「タイでの本物の自然(汗や砂)と、スタジオでの制御された環境を組み合わせることで、私たちはキャラクターとストーリーの核心に集中することができました」と語り、プロデューサーのアジジも「人々は親切で、食事も素晴らしく、スタッフは勤勉でした。最大の課題は、全員の水分補給を管理することだけでした」とタイでの撮影を振り返る。

「文明から隔絶された熱帯環境で実際に撮影できたことは素晴らしかった。あの灼熱の暑さと足元の砂が、追い詰められていくキャラクターたちの心情を表現するのに大いに役立ったのです」とライミ監督が語るように、過酷な環境こそが映画にリアリティを与えたのだ。

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