【第98回アカデミー賞】カズ・ヒロ率いるメイクアップチームが参加「スマッシング・マシーン」メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネート
2026年1月23日 04:00

ドウェイン・ジョンソンが、伝説の格闘家マーク・ケアーを演じた映画「スマッシング・マシーン」が、第98回米国アカデミー賞(2026)の「メイクアップ&ヘアスタイリング賞」にノミネートされた。キャスト陣の特殊メイクを手掛けているのは、カズ・ヒロ率いるメイクアップチームだ。
カズ・ヒロは、1969年5月25日、京都生まれ。「ゴッドファーザー」「エクソシスト」といった名だたる作品で特殊メイクを手掛けた巨匠ディック・スミスに手紙で教えを請うなどし、独学でスキルを身につけると高校卒業後に映画の世界へ。黒澤明監督の「八月の狂詩曲」などに携わり、その後大ヒットを飛ばした「メン・イン・ブラック」でハリウッドデビューを果たした。
ゲイリー・オールドマンが主演を務めた「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」で日本人として初めてアカデミー賞「メイクアップ&ヘアスタイリング賞」を受賞。19年3月に米国籍を取得。それに伴い、名前を辻一弘からカズ・ヒロに。同年、シャーリーズ・セロン主演の「スキャンダル」で再びアカデミー賞「メイクアップ&ヘアスタイリング賞」に輝く。
さまざななファイターたちの傷やアザといった部分的な特殊加工はもちろんのこと、一番力を注いだのは主演のジョンソンをいかにマーク・ケアーに近付けるかということ。大きく刻まれた全身のタトゥーを隠すところから始まり、よりケアーに寄せるために作られた特製のかつらを装着、さらに顔の特殊メイクとあわせて、撮影前に毎回4時間ほどを費やしたという。
かつてジョンソンと共演しているエミリー・ブラントは、「顔つきだけじゃなく、彼のまとうエネルギーも変わっていて感動した。その場の空気が一変したの」と、はじめて特殊メイク後の彼を見た時を振り返り絶賛している。
第98回アカデミー賞授賞式は、3月16日(日本時間)に開催。
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