ハリウッド映画でのアジア系アメリカ人の活躍は「名ばかり」 最新調査で明らかに
2021年5月21日 11:00

アメリカでは、毎年5月がアジア・太平洋系アメリカ人文化遺産継承月間(Asian pacific American Heritage Month)とされている。「ノマドランド」のクロエ・ジャオ監督がアジア系女性として史上初の米アカデミー監督賞を授賞したり、韓国系アメリカ人を題材にした「ミナリ」が高評価を受けたりと、米映画界でアジア系アメリカ人の評価が高まっているようにみられるが、現実はほど遠いことが最新調査で明らかになった。
このほど、ロサンゼルス・タイムズ紙は「The Prevalence and Portrayal of Asian and Pacific Islanders Across 1,300 Popular Films」という最新論文を紹介。この論文は、社会学者のナンシー・ワン・ユエン、南カリフォルニア大学准教授のステイシー・L・スミス、同校のアネンバーグ・インクルージョン・イニシアチブがまとめた、2007~19年に公開されたハリウッドのヒット映画1300本を対象に、アジア・太平洋系アメリカ人(API)がどれだけ起用されているか調査したものだ。
1300本のうち、API俳優が主演、または助演を務めた作品は44本のみ。映画に出演したAPI俳優は22人で、人気俳優のドウェイン・ジョンソンはひとりで14本に出演している。また、この1300本で台詞を与えられた俳優はのべ5万1159人いたが、API俳優はそのうちの5.9%しかおらず、アメリカの人口のAPIの割合(7.1%)には届かなかった。
この結果に、調査を行ったユエンは、「不幸なことに、ハリウッド映画におけるアジア・太平洋系アメリカ人の描写は名ばかりといわざるを得ません。ハリウッドはインクルージョンのために最低限のことをしているだけです」とコメントしている。
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