篠崎誠監督、80年代のダークヒーロー映画の魅力を語る
2018年10月27日 13:00

[映画.com ニュース] 第31回東京国際映画祭「ミッドナイト・フィルム・フェス!」部門で、特集上映「金曜洋画劇場 in '80s」が10月26日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、1970~80年代の映画をこよなく愛する篠崎誠監督がトークショーに立った。
ジェームズ・キャメロン監督の出世作「ターミネーター」、ウェス・クレイブン監督のホラー「エルム街の悪夢」、ポール・バーホーベン監督のSFアクション「ロボコップ」という80年代のダークヒーローものをオールナイト上映するという企画。篠崎監督は「80年代を語る上で外せない作品。共通しているのはヒーロー然としていないこと、CGIの技術の過渡期であること」と解説した。
「エルム街の悪夢」は見直したそうで、「ある人物が火だるまになるシーンは大変だったらしい。転がり落ちて終わりかと思ったら、また駆け上がる。これはCGIではなく、カメラの前で実際に撮る、ライブの面白さ。『ターミネーター』は当時、低予算だったけども、いろんなことをやっている。アーノルド・シュワルツェネッガーは当時スターではなかった。『ロボコップ』のピーター・ウィアーもそう。『エルム街』のヒロインのヘザー・ランゲンカンプも、ロバート・イングランドもオーディションで決まった。スターが出ていると、この人は死なないと思ってしまうが、スターが出ていないがゆえにストーリーが読めない面白さもある」と話した。
「『エルム街』は脚本がよく書けている。ウェス・クレイブンは金銭的に余裕ができた時、半年かけてシナリオを書いたけども、ハリウッドの会社はまったく買ってくれなかった。やっと手を上げてくれたのが(新興の映画会社)ニューライン。会社に行ったら、古びたビルでがっかりしたそう。クランクインの2週間前に『金がないので、待ってくれ』といわれ、やっと完成したと思ったら、金がないと止められそうになった。ジョニー・デップのデビュー作だが、13歳の娘が『彼しかいない』と言って決まった。ホラーは新人の登竜門で『13日の金曜日』ではケビン・ベーコンもデビューしている」と語った。
ポール・バーホーベン監督は、「エル ELLE」で来日した際に映画美学校に講師として招聘したことも。「本当にいい方だった。最初はあまり時間がないということだったが、全員にサインをしてくれ、僕ももらった。『ロボコップ』はゴミ箱に捨てた脚本を、妻が拾い上げて『やったほうがいい』と言われて、撮ったそう。言うことはない。見てもらえれば、分かる」などと話し、サイン入りのお宝DVD「4番目の男」を披露していた。
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