「未来を花束にして」ヘレナ・ボナム・カーター、元英国首相のひ孫だからこそ感じた“責務”
2017年1月11日 17:00

[映画.com ニュース] 「ハリー・ポッター」シリーズやティム・バートン監督とのタッグで知られ、2011年には「英国王のスピーチ」でオスカーに輝いた個性派女優ヘレナ・ボナム・カーターが、実話を基に1910年代のイギリスで参政権を求めた女性たちの戦いの日々を描く「未来を花束にして」について語った。
女性参政権運動を展開するWSPU(女性社会政治同盟)の古株で、何度逮捕されても権力に果敢に立ち向かう薬剤師イーディスに扮したカーターのほか、主人公モードを「ドライヴ」のキャリー・マリガン、女性たちを先導するWSPUのリーダー、エメリン・パンクハーストを「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」のメリル・ストリープ、女性たちを取り締まるスティード警部を「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のブレンダン・グリーソン、モードの夫サニーを「007」シリーズのベン・ウィショーが演じる。
カーターは、女性参政権運動が起こった当時のイギリス首相で、活動家たちを罰していたハーバート・ヘンリー・アスキス伯爵のひ孫という経歴を持つ。自身の役柄とは真逆の立場にあった人物の血を引いているがゆえに出演には覚悟が必要だったと推察されるが、「別の視点から婦人運動をとらえられるよい機会だった」とフラットな姿勢で撮影に挑んだ。撮影を経たことで、活動家たちを嫌っていたという祖母に対しても「力を持った自立した女性だったから、他の女性たちが感じていた抑圧感を経験したことがなかった。それで(活動家たちを)理解できなかったのかもしれない」と理解を深めたという。
「(WSPUのリーダー)エメリンの孫のヘレン・パンクハーストに会ったとき、彼女に謝った」ほか、全身全霊でイーディスを演じきり、血縁者であり女優ならではの責任を果たしたカーター。その意志は、キャラクターの名称変更を提案したというエピソードにも表れている。「(自身が演じた)イーディス・ガラッドは実在の人物。身長150センチでウェールズ出身、警察の暴力から身を守るためサフラジェット(活動家たちの総称)に柔術を教えていた。エメリン・パンクハーストを守っていた“ボディガード”と呼ばれるグループにも柔術を教えていたの。私はイーディス・ガラッドに敬意を表し、役名を“キャロライン”から“イーディス”へと変えることを提案したわ」。
「未来を花束にして」は、1月27日から全国公開。
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