「ハドソン川の奇跡」を実際に体験していた日本人乗客がいた!
2016年9月13日 17:30

[映画.com ニュース] 2009年1月15日に米ニューヨークで起こった航空機事故に実際に遭遇した日本人乗客2人が、同事故を題材にしたクリント・イーストウッド監督の最新作「ハドソン川の奇跡」について語った。
乗客155人を乗せたUSエアウェイズ1549便がニューヨーク・マンハッタンの上空850メートルで制御不能になるトラブルが発生。サリー機長(トム・ハンクス)は前代未聞の“ハドソン川着水”を決行して乗客全員の命を救うが、事故の責任問題を追及する国家運輸安全委員会に容疑者として扱われ、苦悩の日々を過ごすことになる。
企業のニューヨーク駐在員だった滝川裕己氏と出口適氏は、アラバマ州の取引先に向かう際に事故に遭遇、サリー機長の“究極の決断”を目の当たりにした。映画を鑑賞した滝川氏は「私自身が体験したこととあいまって、事故後の人間ドラマに感動しました。事実に即したリアルな表現にも驚きを覚えました。改めて、今生きている喜びをかみしめました。そしてサリー機長にお礼を伝えたい」と感慨たっぷりに語った。
対する出口氏は「9・11が起こった年にニューヨークに赴任し、その後この事故を経験しました。映画を見て改めて思い出し、サリー機長のプロ意識に感動しました。事故で起こったことをそのままに、とてもリアルに描いている。肩が痛くなるほど、ドキッとしてしまいました」と経験をまじえて振り返った。なお両者は、9月16日に行われるハンクスと共演のアーロン・エッカートの来日会見に登壇する予定だ。
滝川氏と井口氏の言葉からは、本作の再現度の高さがうかがえるが、このほど公開されたテレビスポットでは、事故発生時の混乱や着水時の恐怖がまざまざと描かれている。同時に、サリー機長だけでなく、警察やレスキュー隊など、奇跡の生還劇に関わった人々の姿も切り取られている。サリー機長本人は「あの事故の間、関わった誰もが素晴らしい仕事をした」と市民の結束をたたえている。
「ハドソン川の奇跡」は、9月24日から全国公開。
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