孤独な青年の悲哀とつかの間の恋を繊細に描きロングランヒット 監督が語る
2013年6月22日 14:47

[映画.com ニュース] 「フランス映画祭2013」が6月21日開幕し、「遭難者(仮)/女っ気なし(仮)」上映後にギヨーム・ブラック監督がティーチインを行った。
フランス北部の小さな町を舞台に、バンサン・マケーニュ演じる地元で暮らす心優しい孤独な青年シルヴァンをめぐる二つの物語。初の劇場公開作ながら、フランスでロングランヒットし、エリック・ロメールやジャック・ロジエを引き合いに出され批評家から高い評価を得た。
「ロケ地となったオルトという町を発見し、とても気に入ったのです。バンサンら友人二人と自分の好きな場所で映画を撮りたいと思った」と製作のきっかけを明かす。青年の孤独と、夏にだけ観光客でにぎわう海辺の小さな町のさみしさが描かれており「二つの孤独を語りたかったのです。この作品を撮った時に自分も個人的に孤独な時期で、この町も結婚もできない30、40代の男性が多く住む場所でした。孤独という普遍的なテーマを語りたいと思った」とテーマを説明した。
「遭難者(仮)」では自転車がパンクした男性をシルヴァンが助けようとするエピソード、「女っ気なし(仮)」では、シルヴァンがバカンスにやってきた若いシングルマザーと美しい娘に自分が管理するアパートの一室を貸し、シルヴァンが抱いた淡い恋心などを俳優陣の瑞々しい演技で繊細に描いている。「私はシナリオを最後まで書きますが、俳優たちが即興で出したり、コントロールできなかった仕草も作品の中に出ています」と見どころを語った。
冷蔵庫にムーミンなどのキャラクターを飾っていたことをはじめ、衣服や本棚の本などのディテールから垣間見えるシルヴァンの文化的な好みを観客から問われると、「ムーミンはロメールやロジエよりも私に大きな影響を与えています。優しい話の中に、男女が一緒にいることの難しさをユーモラスに語っています」と話した。
「フランス映画祭2013」は24日まで、有楽町朝日ホールをメイン会場に、短編やアニメーションを含む14プログラムを上映する。「遭難者(仮)/女っ気なし(仮)」は今秋公開。
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