「ゲゲゲの女房」水木しげる役のクドカンは「怖いくらい似ている」
2010年10月15日 11:30

[映画.com ニュース] 「ゲゲゲの鬼太郎」などで知られる漫画家・水木しげるの妻・武良布枝の自伝を映画化した「ゲゲゲの女房」のプレミア試写会が10月14日、水木ゆかりの地・東京調布のホールで行われ、水木夫妻を演じた宮藤官九郎、吹石一恵、鈴木卓爾監督が舞台挨拶に立った。
お見合いからわずか5日後に結婚し、貧困にあえぎながら漫画を書き続け、支え合って暮らす夫婦の生きざまを描く。同じ原作となるNHKの連続テレビ小説では高視聴率をキープし、原作本は50万部を突破。“ゲゲゲ旋風”が吹き荒れる中での公開に注目が集まり、この日は有料試写会にもかかわらず約500人の観客が集まった。
吹石は、「撮影した場所にこうして戻ってくることができてうれしい」と挨拶。「原作は面白くて一気に読みましたけど、布枝さんは大和撫子タイプで私と似ていないので、正直心配になりました」と撮影前の心境を告白した。鈴木監督が「(布枝役に)吹石さんがすぐ浮かんだ」と返すと、宮藤から「僕は浮かばなかったのですか?」と突っ込まれて苦笑いしたが、「宮藤さんは一生懸命になると役に入り込む。しげるさんが憑依(ひょうい)していました」とベタ褒めした。
水木の事務所で漫画の練習をし、劇中でもその腕前を披露している宮藤。「ドラマ版では貧乏を経て成功するまで描かれているけど、この映画は貧乏に焦点を当てていて、その貧乏さ加減はごまかしていない」とアピール。さらに「僕が思いのほか水木先生に似ている。水木先生の本物のお見合い写真を見てほしいくらいです!」と語ると、鈴木監督も「怖いくらい似ています」と大きくうなずき、会場を沸かせた。
「ゲゲゲの女房」は11月20日より公開。
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