ミスコン出場の少女と家族を描く「リトル・ミス・サンシャイン」
2006年10月31日 12:00
※06年11月3日(金)の「ニュース&噂」は祝日のため更新をお休みさせていただきます
ミスコン出場の少女と家族を描く「リトル・ミス・サンシャイン」

第19回東京国際映画祭コンペティション部門に出品された「リトル・ミス・サンシャイン」の上映が、10月28日、渋谷Bunkamuraオーチャードホールにて行われた。
同作は、今年1月のサンダンス映画祭で喝采を受け、その後の全米公開でも7週に渡ってTOP10圏内にランクインするなど大ヒットを記録。グレッグ・キニア、トニ・コレット、アラン・アーキンらアカデミー賞ノミネート経験を持つ俳優に加え、「40歳の童貞男」のヒットなど今や飛ぶ鳥を落とす勢いのスティーブ・カレルら豪華キャストが集結し、ミスコンに出場する少女を応援する家族を演じている。
上映後に行われた記者会見&ティーチインに登壇したジョナサン・デイトン、バレリー・ファリス監督夫妻は、「自身は映画のどのキャラクターに似ていると思うか」と聞かれ、「僕は何事も決して諦めない性格だから、(グレッグ・キニア演じる)リチャードかな」(デイトン)、「(ポール・ダノ演じる、言葉を発しない)ドウェーンを見てると自分の10代を思い出すわ」(ファリス)と笑顔でコメントした。また、「これだけのキャストをどうやってうまくまとめたのか?」との問いには、デイトンが「撮影前にキャストみんなに300ドル(約3.5万円)を渡して、1日旅行してもらったんだ。おかげで撮影が始まる頃にはみんな本当の家族のようだったよ」とその秘訣を語った。
ミスコンという文化に疑問を感じていると公言するデイトンは、「映画では2つの価値観を描いているんだ。人生をコンテスト(競争)として生きるのか、それともダンス(楽しみ)として生きるのか。他人にジャッジされずに生きるという人生もあるということだ」と映画のテーマについて語った。満員の観客から惜しみない拍手を贈られた「リトル・ミス・サンシャイン」は、翌日発表された東京サクラグランプリで、監督賞、主演女優賞(アビゲイル・ブレスリン)、観客賞の三冠に輝いた。
07年、正月ロードショー。
「リトル・ミス・サンシャイン」
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