ディズニー「チキン・リトル」、好調な出足にも不安な声
2005年11月8日 12:00
ディズニーが初めて自社製作したフルCGアニメ「チキン・リトル」が、全米ボックスオフィスで1位を獲得した。公開3日間の北米での興行収入が4010万ドル(約47億3000万円)という堂々の成績だったにもかかわらず、ハリウッドではディズニーの行く末を案じる声が噴出している。その根拠は、これまでディズニーが配給したピクサー作品と比較して、批評的にも興行的にも劣っているからだ。「チキン・リトル」の公開3日間で4010万ドルという数字は、昨年の同時期に公開したピクサーの「Mr.インクレディブル」(7046万ドル)、02年の「モンスターズ・インク」(6257万ドル)に遠く及ばず、95年公開の「トイ・ストーリー」の2914万ドルに次ぐ低い成績。しかも、「トイ・ストーリー」は史上初のフルCG長編アニメであり、「チキン・リトル」よりも上映館数が1000近く少なかったことを考慮すると、ディズニー純正の長編アニメは、ピクサー映画に遠く及ばないというのが現状のようだ。ちなみに、ディズニーとピクサーは、来年夏公開予定の「カーズ」を最後に提携関係を解消する見込み。「チキン・リトル」の興行成績が、両社の今後に少なからず影響を及ぼすことは間違いなさそうだ。
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