アバウトアス ・バット・ノット・アバウトアス

劇場公開日:2026年1月17日

解説・あらすじ

孤独な文学教授と作家志望の青年が、亡き恋人の秘密をめぐって繰り広げる洒脱な会話劇をワンシチュエーションで描いたフィリピン映画。「ダイ・ビューティフル」のジュン・ロブレス・ラナが監督・脚本を手がけ、愛する人との別れ、LGBTQ+、性加害、SNS世代の危うさなどさまざまなテーマを盛り込みながら、現代フィリピンの病巣と愛憎を描き出す。

コロナ禍の大都会マニラ。著名な小説家である恋人マルコスを亡くしたばかりの文学教授エリックは、老舗レストランで教え子のランスと再会する約束をしていた。エリックは喪失感を抱えながらも、自分を慕うランスとの時間を楽しみにしていた。アップルパイやダフトパンクの話題で距離を縮めていく2人だったが、マルコスのある話をきっかけに空気が一変。エリックは自分を見つめるランスの瞳の奥から、マルコスの驚くべき真実を知る。

日本でも話題を集めたドラマ「ゲームボーイズ」のイライジャ・カンラスが美青年ランス、フィリピンのベテラン俳優ロムニック・サルメンタが文学教授エリックを演じた。

2022年製作/91分/フィリピン
原題または英題:About Us But Not About Us
配給:サムワンズガーデン
劇場公開日:2026年1月17日

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映画レビュー

5.0 フィリピン産ワンシチュエーションスリラーの傑作

2026年1月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

イケオジの大学教授とイケメン学生がコロナ禍だから90分の時間制限でレストランで食事するワンシチュエーションドラマ。映画も90分で出演者もほぼ2人だけ。

去年観た映画でも「ドライブ・イン・マンハッタン」「入国審査」とか、ワンシチュエーションドラマが大好物のボク。初のフィリピン映画でしたが、期待を超えてきておもしろかった。

ふわっとお伝えすると、おじさんの若い子に対するほのかな恋心がズタズタにされる、ある種のおじさんスリラー。

歳を重ねると父性という隠れミノで家庭を顧みずに若い子に近づくおじさんが多い。これ、おじさんの自己満足ということがわかる。おじさんが助けてあげてるつもりでも、若い子は冷静なんだ。

ラストの畳みかけもお見事。

コロナ禍やLGBTなどのワードがパズルのピースのようにはまっていく。このあたり、当事者の方から観たらどう見えるかは気になった。うますぎてあざとく感じちゃうかもしれない。

でも、ワンシチュエーションの会話劇が好きな人は見逃すと後悔しますよ!

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minavo

4.5 すごい!ワンシチュエーションの新しいかたち

2026年1月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ほぼワンシチュエーションの会話劇なのに、まったく飽きないし、飽きないどころかずっとどきどきはらはらわくわくしながらみていて、ともかくめちゃくちゃおもしろかった。
めがねひとつ、ちらりとうつるスマホの画面ひとつで、いろいろな想像(妄想)をごくスマートにかきたてる。
演劇的ではあるんだけど、視点をすばやくスイッチできる映像のよさもある。
性善説か性悪説か、ひとりよがりの滑稽さ、あさましさ、うしろめたさ、狡猾な自己顕示欲、失うもののない貪欲さ、隠しきれない欲。ひとが隠したいもの、隠したくてもうまく隠せないもの。いろいろなものが詰まっていた。
いろんなものをダダ漏れさせる先生の表情のすばらしさよ。

日本でリメイクしてほしいなあ。
男性だけでも、女性だけでも、男女でもぜったいおもしろくなるとおもう。

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kikisava

5.0 秘密の層が織りなす巧妙な演出の会話劇

2026年1月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

驚く

中年の文学教授と若い教え子が言葉で鬩ぎ合う会話劇。"ある仕掛け"でシームレスに立ち上がる第三の男。フィリピン映画で文学ものというだけでも面白いのに、登場人物が二人でここまで緊張感が保たれる90分は驚き。ここ数年で一番の傑作の予感。

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Uno

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