マーティン・スコセッシ監督作品は『タクシードライバー』、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』、『沈黙 -サイレンス-』、『アイリッシュマン』、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』観賞済。
観るまでは上映時間が169分なのに驚いたけど、いざ観るとその長さも止む無しの濃すぎる半生で、レオナルド・ディカプリオさんの演技も凄かったし日本での公開順だと『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の次の作品がこの作品っていう振れ幅にも驚いた。
今までの人生で、映画や戦争を題材にした作品をそこそこ見てきたつもりではあったけれど、こんな映画や戦争を扱った中で大事な作品をまだ観てなかったとは…。
上辺だけを掬えば悪人側と取られかねないハワード・ヒューズの波乱の人生だけど、安定を取るのが一番な庶民の自分にとっては、資産が増えることよりも常に夢を追う、チャレンジングな生き方をしてるハワードの姿がとても眩しく感じたし、そんな生き方が映画製作者にも通ずるからこそ題材になったようにも感じた。
観終えた後に2004年制作の作品だと知ると、9.11から始まったイラク・アフガン戦争で私服を肥やしている政治家を刺す意図があるようにも感じる。