「サタンタンゴ」「ニーチェの馬」タル・ベーラ監督死去、70歳
2026年1月6日 22:50

「サタンタンゴ」「ニーチェの馬」などで知られるハンガリーの映画監督、タル・ベーラが、長期にわたる闘病の末、1月6日(現地時間)死去したと、ヨーロッパ映画アカデミーが発表した。70歳だった。
ハンガリー南西部のペーチュに生まれ、映画関係の仕事をしていた両親のもとブダペストで育つ。10歳のときハンガリーのTVドラマに出演して演技を経験。16歳の頃からハンガリーの市井の人々を捉えた短編の自主制作を始め、22歳のときドキュメンタリータッチの「ファミリー・ネスト」(77)で長編監督デビュー。
ブダペストの映画芸術アカデミー在籍中に制作した「アウトサイダー」(81)、「ダムネーション 天罰」(88)などを経て、4年の歳月をかけて完成させた7時間18分の長編大作「サタンタンゴ」(94)が国際的な喝采を浴び、ハンガリーの鬼才として知られるようになる。その後も「ヴェルクマイスター・ハーモニー」(00)や「倫敦から来た男」(07)で世界から注目を集め、「ニーチェの馬」(11)でベルリン国際映画祭の銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞。同作を最後に56歳で映画監督からの引退を表明したが、その後ボスニア・ヘルツェゴビナの映画学校「film.factory」で後進育成に尽力し、「セノーテ」の小田香監督らを輩出した。
モノクロ、ロングショット、最小限のセリフで構成された独自のスタイルの映像表現を確立し、ヨーロッパ映画アカデミーは「傑出した監督であり、強い政治的発言力を持つ人物を悼む。映画人から深く尊敬されるだけでなく、世界中の観客からも称賛されていた」と追悼のコメントを発表している。
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