「ジャスティス・リーグ」ザック・スナイダー監督、今後DC映画に「関与の予定なし」
2021年1月12日 11:00

ザック・スナイダー監督が、自身のディレクターズカット版「ジャスティス・リーグ」が3月にストリーミングサービスHBO Maxで配信されたあと、現時点でDC映画を製作する予定はないと語っていることがわかった。米Wrapが報じている。
2017年に公開された「ジャスティス・リーグ」は、バットマンやワンダーウーマンなど、DCコミックのスーパーヒーローが結集して戦うアクション超大作。スナイダー監督がメガホンをとっていたが、娘が急死したことでポストプロダクション中に降板。その後、「アベンジャーズ」のジョス・ウェドン監督が追加撮影を行ったうえで完成させ、劇場公開に至った。
、劇場公開版に不満を抱いたファンの、スナイダー監督の構想を反映させた「スナイダー・カット」を求める声が高まったことで2020年8月、スナイダー監督が追加撮影と再編集を施した「ザック・スナイダーズ・ジャスティス・リーグ(原題)」のHBO Maxでの配信が発表された。約7000万ドルの追加予算が投入され、計4時間におよぶ大長編になる予定だ。
このほど、スナイダー監督は、ポッドキャスト「Comic Book Debate」に出演。「私は『ジャスティス・リーグ』を完成させることができるとは思っていなかったのです」と胸中を明かし、「本当のところを話すと、これは過去の作品なんです。広く報じられている通りですし、それになんの問題もありません。これは私が何年も前から取り組んでいる古い映画というだけなのです。DCユニバースはどんどん広がって、それぞれ独自の展開を見せていることも、私は構いません」と話した。
さらに、「(DC作品の)キャラクターたちと一緒にやりたかったことや、彼らにどんな旅をさせたかったのかという私のビジョンや、それをかなえるために5本くらいの映画を企画していたことは、よく知られています。ただ、いまほかの案件も抱えていて忙しいんです。ファンの皆さんが、作品の展開にこんなにも信頼を寄せてくれているのは最高かと聞かれれば、もちろんそれは素晴らしいことです。『ザック・スナイダーズ・ジャスティス・リーグ』を見て、『ジャスティス・リーグ』のすべてを理解していただくことほど幸せなことはないです」と作品愛を語ったが、「ですが、このシリーズを続けていくのかと聞かれれば、その予定はありません」と今後の関与については否定した。
スナイダー監督が描くDCの世界を期待していたファンには残念な知らせとなったが、最後には「しかし、私がこの作品を完成させるとは思っていなかったように、今後のことは誰にも分かりません」と、あらゆる可能性を残す発言をしている。
なお、20年末にDC映画製作部門であるDCフィルムズのトップ、ウォルター・ハマダ氏は、米ニューヨーク・タイムズ紙に、DC映画のマルチバース化(パラレルワールドが存在するという物語設定)の計画を明かしている。22年からは1年間に最多で4本の劇場映画を公開し、2本の映画やスピンオフドラマをHBO Maxで配信する予定だという。
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