「テネット」全米公開が再延期決定 北米以外で先行公開の可能性も
2020年7月21日 19:30

[映画.com ニュース] 米ワーナー・ブラザースが、8月12日に全米公開を予定していたクリストファー・ノーラン監督の最新作「TENET テネット」の公開延期を正式に発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で閉鎖に追い込まれた米興行界の再開のシンボルとして期待されていただけに、今回の延期は大きな影響を及ぼしそうだ。
「TENET テネット」は、「ダンケルク」以来となるノーラン監督の新作で、国際的なスパイの世界を舞台にしたアクション大作。「ブラック・クランズマン」でブレイクしたジョン・デビッド・ワシントンが主演を務め、ロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ、マイケル・ケイン、ケネス・ブラナー、アーロン・テイラー=ジョンソン、ディンプル・カパティア、クレマンス・ポエジー、ヒメーシュ・パテルと多彩なキャストが脇を固める注目作だ。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い3月、全米の映画館が閉鎖されたことをきっかけに、今夏に全米公開を予定していた多くの大作映画が2021年に公開延期となった。だが、ワーナー・ブラザースはノーラン監督の強い意向を受けて、「TENET テネット」の今夏公開にこだわってきた。映画館が再開しても、新作映画がなければ観客を呼び込むことができないためだ。だが、アメリカ国内で感染拡大が収まらず、当初予定していた7月17日の全米公開を8月12日に延期していた。
その後も経済活動再開を急いだ州で感染者が急増しており、ニューヨークやロサンゼルスなどの巨大市場での映画館再開が不透明になっていることから、ついにワーナーは「TENET テネット」の8月の全米公開を断念した。
同社のトビー・エメリッヒ会長は「我々の目標は、本作が最高の成功を収める確率を確保しつつ、劇場が無事に再開できるようになり次第、新しいコンテンツで映画館のパートナーを支援することです」と声明を発表。新たな全米公開日は近日中に発表するという。
なお、ハリウッド大作の場合、海賊版やネタバレによる被害を回避するために、世界同時公開されるのが慣例となっている。しかし、エメリッヒ会長は「TENET テネット」に関しては、「私たちは『TENET テネット』を従来の世界同時公開作品のようには扱っていません。今後のマーケティングおよび配給計画は、その点を反映させたものになるでしょう」とアメリカ国外の公開を優先させる考えであることを明かしている。
すでに再開をはじめているヨーロッパやアジアの映画館にとっては嬉しいニュースだが、世界第2の映画市場である中国は、現時点では2時間を超える映画の上映を許可していない。上映時間2時間30分といわれる「TENET テネット」の中国公開は、いずれにせよ難しそうだ。
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