ヘレン・ミレン&イアン・マッケラン、「グッドライアー」まで共演がなかった理由は?
2020年1月23日 12:00

[映画.com ニュース] 「美女と野獣」で監督を務め、「シカゴ」「グレイテスト・ショーマン」の脚本を手掛けたビル・コンドンがメガホンをとった「グッドライアー 偽りのゲーム」が、2月7日から全国公開される。大英帝国勲章を授与され、「Dame」と「Sir」の称号を持つ名優ヘレン・ミレンとイアン・マッケランが、映画初共演を果たした本作について語った。
夫を亡くしてまもない資産家ベティ(ミレン)に狙いを定めたベテラン詐欺師のロイ(マッケラン)は、出会い系サイトを通じてベティに近づく。全財産を騙し取ろうと策略をめぐらす非情なロイだったが、事態は思いがけない方向へ発展していく。
ミレンとマッケランは2001年に舞台で共演経験はあるものの、映画で共演するのは本作が初めて。マッケランは、共演が決まったときの心境を「オー、マイ・ゴッド、これはビッグだ。ポスターが素晴らしく見えるだろうと思ったさ。イアン・マッケランとヘレン・ミレンが並ぶなんて(笑)。ヘレン・ミレンが出演する映画は、もうそれだけで名作なんだ」と冗談めかしつつ、喜びを語る。
ミレンも「私たちが今まで映画共演がなかったのは、本当に奇妙だった。チャンスがなかった」と明かし、共演がなかった理由を以下のように分析する。
「私たちが活躍し出した時代というのは、イギリス映画業界がとても悪い状況にあったの。通常、映画役者になろうと決心してキャリアを花開かせようとするのは、今の私の年齢でなくて、20代から30代頃だと思うのよ。だけど、私の時代のイギリスの映画業界なんてほとんど存在してないも同じだった。よく言っていたものよ、『イギリスの映画産業はしっかりと生きている、テレビの世界で』って。最優秀作品がテレビで披露されていたわ。でも、映画業界はひどい状況にあった。だから、私とイアンはアメリカに行くしかなかった。映画でキャリアを積むには、アメリカの映画業界だったのよ。それが、私たちが共演する機会が今までなかった理由の一つだと思うわ」。
マッケランは「もし、僕たち2人がいつも共演する仲だったら、観客は『また、あの2人だね』と言うだろう。この映画のストーリーにとっては、2人は全く知らない他人同士だと観客に信じてもらうことが重要だ」と、初共演がうまく作用したと含みを持たせる。
ミレンも「普通こういうサスペンスの主演って、30代くらいでしょ(笑)。でもこの物語は、78歳のベティと80歳のロイのような歴史があるから成り立つのであって、他の設定だったら成立しない。それがまた面白いところだった。これくらいの年齢の2人が主役で、本当に物語の中心となっている映画って他にあったのか思い出せないわ」と、2人の年齢が物語のキーポイントであると伝えた。
「グッドライアー 偽りのゲーム」は2月7日から全国公開。
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