ロマン・ポランスキー、アカデミーを提訴
2019年4月24日 11:00

[映画.com ニュース] 昨年5月にアカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーから追放された映画監督ロマン・ポランスキーが、除名処分は不当だったとして同アカデミーを提訴した。米バラエティが報じている。
「ローズマリーの赤ちゃん」「チャイナタウン」など数々の名作を世に放ってきたポランスキー監督は1978年、当時13歳の少女に性的暴行を加えたとして有罪判決を受け、フランスに逃亡。以降、同国を拠点に映画製作を続け、2002年には「戦場のピアニスト」でアカデミー賞監督賞を受賞するなど、性犯罪の“前科”を持つにもかかわらず、同アカデミーとは友好な関係を保ってきた。
しかし、ハーベイ・ワインスタインのセクハラ騒動をきっかけに、#MeTooや#Times Upなどの社会運動が勢いづくなか、映画業界ならびに世論の反発を恐れたアカデミーは、すべての会員に対して「アカデミーが掲げる道徳基準を遵守する」よう求める新たな行動規範を制定。新規範に従って18年5月、性的暴行の罪で有罪評決を下された米コメディ俳優ビル・コスビーとともに、ポランスキー監督を除名処分とした。
ポランスキー監督の弁護人を務めるハーランド・ブラウン氏はその直後から、「ポランスキー氏に弁明の機会を与えないのは、アカデミーの規定およびカリフォルニア州法に反する」として法的手段をとる意向を示していたが、ついに訴訟に踏み切った。ポランスキー監督は、役員会で下された裁定は「厳密な調査の結果に基づくものでも、証拠や事実に基づくものでもない」と主張したうえで、会員としての復帰を認めるとともに、弁護費用を全額負担するようアカデミーに求めている。
今回の提訴を受けて同アカデミーは、「ポランスキー氏の追放にいたっては、公正な手順を踏んでいる。妥当な処分であり、決定を覆す気はない」と応戦の構えをみせているが、反訴するか否かも含めた具体的な対応策についてはコメントを控えた。
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