萩本欽一、半ば騙されて撮ったドキュメンタリー映画に自虐連発 禁煙も決意
2017年9月16日 21:15

[映画.com ニュース] “視聴率100%男”と称された萩本欽一のドキュメンタリー映画「We Love Television?」の完成披露上映会が9月16日、東京・台東区で開催中の「第10回したまちコメディ映画祭in台東」で行われ、萩本、監督を務めた土屋敏男がトークイベントに出席した。
2011年から萩本の新番組制作に密着し、シビアに笑いを追求する姿を映し出す。「欽ちゃ~ん!」と大声援で迎えられた萩本は、「欽ちゃん走りしようと思ったんだけど、タキシード着ているのを思い出した」と照れ笑い。萩本を“師匠”と慕い、「電波少年」などを手がけたことでも知られる土屋監督は、「最初に人に見て頂くのが、欽ちゃんのスタート地である浅草というのは偶然というか、必然」としみじみ語った。
一方で萩本は「正直、この映画はあんまり見てほしくない」とポツリ。密着の模様が映画化されることを最近まで知らされていなかったことが理由だといい、「僕が知ったのは、ちょっと前。最初は映画にしようと思って撮っていなかったんでしょ?」と問い詰めた。これに土屋監督は「僕は(本編で)『映画にしようと思っている』と言っています。その時に大将(萩本)は、聞こえない感じで、鼻で笑っています」と明かし、「これほど“撮られていることを意識しない萩本欽一”は初めてですよ」と胸を張った。
「見るのが怖い」という萩本は今作を鑑賞していないそうで、「(11年から制作していた)番組が終わった時、(土屋監督が)うちにカメラを置いていった。『大将はこの番組の次を考えるでしょう。このカメラに言っておいてください』って」と振り返る。そのうえで「僕は『死ぬ時にこれを遺言として(テレビで)流そうとしている』と思った。死んでからならいいけど、いま使われると困ることを言っているかも」と述べ、「僕にとってはドキュメンタリーじゃなくてドッキリ。ドッキリメンタリー、困っタリー」と自虐を連発していた。
さらに、「テレビではタバコをくわえていると放送にならない。だから(自分が)タバコをくわえていると、本心が出ているときが多い」と話す萩本。「土屋くんに『タバコ吸っているところは出ている?』と聞いたら『出ている』と。だから、言っちゃいけないことを言っている気がする」と嘆き、「誓ったことがあるんです。禁煙しようと思います。先月よりも、本数が半分減っています」と決意していた。
また、MCを務めたいとうせいこうは、大ファンである萩本に「勝俣州和くんが、大将に『ネット時代、今のテレビはダメでは?』と質問したときのことを聞いたんです。大将は『テレビは家族をつなぐ力がある』と答えたそうです」と感銘を受けたことを告白。「覚えはありますか?」と鼻息荒く質問すると、萩本は「まったくない」と即座に答え、いとうは膝から崩れ落ちていた。「We Love Television?」は、11月3日から全国公開。なお第10回したまちコメディ映画祭in台東は9月18日まで。
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