キャスリン・ビグロー製作総指揮で麻薬戦争最前線に迫るドキュメンタリー、5月公開
2016年1月26日 08:00

[映画.com ニュース]キャスリン・ビグロー監督が製作総指揮を務め、メキシコ麻薬戦争の最前線に切り込んだドキュメンタリー映画「Cartel Land」が、「カルテル・ランド」の邦題で5月に劇場公開されることが決定した。正義と悪の境界が消滅していくメキシコ社会の現状を生々しくとらえ、第88回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされている注目作だ。
メキシコでは麻薬組織の縄張り争い、政府の武力紛争が激化し、一般市民も巻き込み2006~14年に約10万人以上の死者を出している。本作は、マシュー・ハイネマン監督がメキシコ麻薬戦争最前線の現場に乗り込み、死と隣り合わせの状況下で無法地帯と化したメキシコの街、肥大化した自警団を侵食する腐敗と癒着を暴く。
メキシコ・ミチョアカン州では、麻薬カルテル「テンプル騎士団」による抗争や犯罪が横行し、一般市民が犠牲となる事件が相次いでいる。そんななか、内科医ホセ・ミレレスが自警団を結成したことをきっかけに、各地で武装蜂起した市民がギャングや密売人を追い詰めていく。ミレレスは正義のヒーローとして担ぎ上げられるが、次第に自警団は暴走していく。
「カルテル・ランド」は、5月から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で公開。
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