「マッドメン」コスト増で、他番組にしわ寄せ
2011年8月3日 18:52

[映画.com ニュース] 米人気ドラマ「ブレイキング・バッド」の契約交渉が、暗しょうに乗り上げていると、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
「ブレイキング・バッド」は、余命わずかと宣告された高校の化学教師が家族に財産を残すため、ドラッグ精製に励むというストーリー。過激な内容ながら、全米批評家の高い評価を得ており、主演のブライアン・クランクストンは3年連続でエミー賞主演男優賞を受賞している。
全米では現在、シーズン4の放送中だが、最終シーズンとなるシーズン5の契約をめぐり、同作を制作するソニー・ピクチャーズと、放送局AMCの間で交渉がもつれているという。AMCは古い映画を専門に放送するケーブル局だったが、近年はオリジナルドラマに力を入れており、「マッドメン」「ブレイキング・バッド」「ウォーキング・デッド」「The Killing」など、批評家ウケの良い高品質のドラマを連発していることで知られている。
しかし、最近は、看板ドラマである「マッドメン」の制作コストが上がるにつれ、他のドラマに予算削減を強いるようになっている。昨年スタートした人気ゾンビドラマ「ウォーキング・デッド」は1話あたり25万ドルの予算カットを求められている(反対した制作総指揮のフランク・ダラボンは降板)。AMCはソニーに対し、従来通りの1シーズン13話ではなく、6~8話に収めるよう求めているが、理解は得られていない。現在、別の放送局への移籍を含め、さまざまな可能性を検討しているという。
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