新井浩文、池脇千鶴との破局を初日挨拶で告白
2010年5月29日 14:03

[映画.com ニュース] 高橋伴明監督が実在の「袴田事件」を題材に映画化した「BOX 袴田事件 命とは」の初日舞台挨拶が5月29日、東京・渋谷のユーロスペースで行われ、高橋監督をはじめ、主演の萩原聖人、新井浩文、石橋凌が登壇した。
昭和41年、静岡県の味噌製造工場で専務一家4人が殺害され、元ボクサーで工場従業員の袴田巌が容疑者として逮捕された事件を、ドキュメンタリータッチで構成した人間ドラマ。新井が袴田役を、萩原は無罪を確信しながら死刑判決を下さなければならない若い裁判官・熊本を演じる。すでに今年のモントリオール世界映画祭コンペティション部門への正式出品が決まっている。
萩原は、「楽しい週末に、重い・暗い・地味という三重苦の映画を選んでいただき、ありがとうございます。皆さんがこの(えん罪という)テーマに関心があると思うとうれしい」と深々と頭を下げた。新井は、「若いお客さんも多くいますが、市原(隼人)くんの『ボックス!』と間違えた人ではないですよね」と客席を和ませた。また、自白を強要する警部を演じた石橋は、「皆さん、私に何かものをぶつけたい気持ちでいっぱいだと思います(笑)。この作品が裁判員制度の指針になれば」と話した。
「光の雨」以来となる高橋監督との顔合わせとなる萩原は、「変な言い方ですが、監督との仕事は気持ちいいです。やりたいことがハッキリとわかりやすいので、僕自身は監督を信じて、熊本の生き方を追体験することに集中できた」。一方、新井は、撮影初日に高橋監督から飲みに誘われたといい「いきなり、『お前、池脇千鶴とは別れたのか?』って聞かれて……」と苦笑を浮かべながら衝撃告白。「とっくに別れましたと答えたら、『オレは池脇、大好きなんだよ。毎回、池脇(の演技)には泣かされる』って池脇の話をされて……」とギリギリトークで場内を沸かせた。
石橋は、「実話をベースにした作品は、最終的に『こういう時代だったから』という結論に落ち着いてしまうものも多い。この作品では、あくまで被害者(袴田)を追い詰めてしまう人間の輪郭に迫りたかった」。共演した萩原については、「熊本という男そのままに真摯な俳優」と評し、新井を「今、日本で一番手錠が似合う男」と太鼓判を押した。
高橋監督は、「えん罪は人間が犯す最も重い罪だと思う。裁判員制度から1年。制度そのものがどうなのか、皆さんに考えてもらいたかった」と製作意図を静かに告白。そして、「スタッフ、キャスト全員が撮るべき映画だと思い、つくりました。今度は皆さんが、見るべき映画だったか判断してもらい、そうだと感じていただければ、ぜひひとりでも多くの人に声をかけてください」とアピールした。
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