大ヒットシリーズ最新作「天使と悪魔」の主演トム・ハンクスが語る
2009年5月15日 12:00

[映画.com ニュース] トム・ハンクス演じるハーバード大学の象徴学教授ロバート・ラングドンが、歴史に隠された謎を解き明かしていくミステリーサスペンスのシリーズ最新作「天使と悪魔」(ロン・ハワード監督)。いよいよ5月15日に全世界で一斉公開される本作のPRのため来日したトム・ハンクスが、インタビューに応じた。
前作「ダ・ヴィンチ・コード」では、パリを舞台にルーブル美術館で起こった殺人事件の行方を追ううちに、イエス・キリストの隠された秘密を暴き出したラングドン教授が、今度はローマを舞台に、カトリック教会の総本山、バチカンを消滅させようと企む秘密結社“イルミナティ”の陰謀を阻止するために走り回る。
「ダ・ヴィンチ・コード」はその内容から一部の宗教団体から非難を受けたが、ハンクスは「物語は全て仮説。その上で成り立っているストーリーだから、論議を醸すようなものではないと思っている」と、さすがの大物らしく泰然自若。「『ダ・ヴィンチ・コード』の時は物議を醸したのは確かだけど、それで何かが変わったわけじゃない。教会は今でも健全にそこにあるわけだし、映画は大ヒットしてハッピーだったしね(笑)。一番大切なのは、観客がお金を払って見るだけの価値があるか、観客を満足させることができるかということだよ」
2度のアカデミー主演男優賞受賞など、その輝かしいキャリアはあらためて説明するまでもない。しかし、彼が同じキャラクターを2度演じたのは、アニメ「トイ・ストーリー」を除けば、意外なことに今回が初。「同じことの繰り返しだったらやる意味はない。でも、今回は前作とテーマも冒険する世界も違うから、作る価値があると思ってOKした。何度もやる価値があるならやるよ」と、続編ものに対しても前向きな姿勢で、特にラングドンに関しては「さまざまな歴史をテーマに、毎回違った内容でシリーズ化しやすいかもね(笑)。もしこのシリーズが9作目まで続いたとしても、僕の足腰がしっかりしていればやるよ!」と意欲的だ。
シリーズの原作者ダン・ブラウンは、ラングドン教授が主人公の第3作「The Lost Symbol」を書き上げたばかりで、9月15日に全米で出版される。3作目の映画化があるなら、ハンクスは再び、ラングドンを演じてくれるはず。その前にまずは「天使と悪魔」でその勇姿を確かめたい。
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