今夏公開の「ディスクロージャー・デイ」を控えて予めのレビュー&プレビュー。リアルタイムで劇場視聴していましたが、当時は子供だったので、その映像表現に圧倒されつつも、ピンとこないところもありました、その宇宙人、結局何なの?とか。
視聴当時の感覚としては、テレビアニメ「宇宙戦艦ヤマト」@1974-75/松本零士→映画「スター・ウォーズ」@1977/ジョージ・ルーカスのイメージの延長線上に本作を捉えていたので、おそらくドラマ性への「期待バイアス」がかかっていたと思います。
幾度か再視聴して振り返ると、本作はテーマ(異星人との遭遇)と斬新な映像表現への注目を促すという意図の元、敢えてドラマ性を削ぎ落としていたと理解しています。
アメリカの文化的土壌の1つである「家族」を捨象しているところは驚きです。スピルバーグ監督は「E.T.」@1982でも「宇宙戦争」@2005でも家族を描けているので、描けないのではなく敢えて描かなかった、本筋から外れてしまうから。
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本作の公開当時と今とでの大きな違いはなんといっても、UFOが《UAP》として認知されたかどうか。2023年3月以降〜の社会情勢の違い、受け止め方の違い。★
1970年代当時は、「ニューエイジ・ムーブメント」が高揚していた時期(1969-1975)でもあり、ホラー映画に見られる神秘主義(オカルティズム)が注目されていた時期でもあり、UFOもまた超常現象の一角にあるという位置付け。(そのほとんどが虚言かトリック)
本作のいわば正統続編が今夏公開の「ディスクロージャー・デイ」。UAPの認知を経た上での作品なのでとても楽しみです。遭遇を所与に次作では、アップグレードされた映像表現とともに、本作で削ぎ落としたドラマ性〜「E .T.」や「宇宙戦争」に見られた家族描写やアクション〜の復活に期待しています。
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以下、次作「ディスクロージャー・デイ」視聴前の予習。
【問】UAPって何だろう?
国防総省による情報公開前は、未知の「大気現象」であると観ていました。科学的に看過し得ない事例の1つが日経サイエンス1988年9月号で取り上げられた「調査船開洋丸が遭遇した未確認飛行物体の記録」ですが、不可解であるにせよ、未知の大気現象という捉え方ができます。
しかし、アメリカ国防総省、NASAの公開映像を観ると、飛翔体の構造が幾何学的であり人工的。異星人が搭乗しているかどうかは別として、人工物であり、既知のテクノロジー/科学を超えていそうだ、という評価になります。
【答】(暫定) 自己修復・自己増殖可能な異星人による「研究探査機」である、と仮説しておきます(笑 研究探査目的は不明ですが、例えば、生命が誕生する環境を調べる。【小問】 なぜ人類と接触・意思疎通してこないか?は、ミッションにない、興味がないから。我々人類自身、自分達以外の地球上の生命に、ごく限られた範囲(犬や猫や家畜や食物や観葉植物)でしか興味を持たないのと同じです。
もう1つ、人類側から観て飛翔体の運動を観て思えるのは、重力を制御していそうだということ。一般相対論の等価原理を前提にしないと構造物も搭乗員も加速に耐えられない。【小問】政府または陰謀論的に影の政府が秘匿しているのか? 分かりませんが、飛翔体を捕獲してリバースエンジニアリングするにせよ、原理は理論物理に反映されるはず。その理論物理は現状、行き詰まってしまっているので、捕獲していないか、捕獲していても未知過ぎて分からない。
以上、妄想待機しながら次作を楽しみにしています。