天使の涙

劇場公開日:2022年8月19日

天使の涙

解説・あらすじ

「恋する惑星」のウォン・カーウァイ監督が、ネオンきらめく香港の街で男女5人が織りなす切ない恋愛模様をポップな映像で描いた群像劇。当初は「恋する惑星」の一部として描かれる予定だったエピソードを、独立した作品として完成させた。

孤独な殺し屋の男と、そのエージェントを務める女。仕事に私情を持ち込まないことが彼らの流儀だったが、2人の関係は揺らぎつつあった。一方、口がきけない青年モウは、夜ごと他人の店に入り込んで勝手に営業している。ある日、モウは失恋したばかりの女に出会い、恋心を抱く。

殺し屋を「ラヴソング」のレオン・ライ、エージェントを「フラワーズ・オブ・シャンハイ」のミシェル・リー、モウを「恋する惑星」の金城武が演じた。カーウァイ監督作の多くを手がけるクリストファー・ドイルが撮影を担当。1996年に日本初公開。2022年には4Kレストア版が「WKW4K ウォン・カーウァイ4K」(22年8月19日~シネマート新宿、グランドシネマサンシャイン、シネマシティほか)で上映。

1995年製作/96分/G/香港
原題または英題:堕落天使 Fallen Angels
配給:アンプラグド
劇場公開日:2022年8月19日

その他の公開日:1996年6月29日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

3.5 カメラワークと構図にこだわった、ドライブ感あふれる作品。

2024年12月6日
iPhoneアプリから投稿
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すっかん

3.0 昔の吉川晃司の映画を思い出した

2022年8月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

何度か寝た。。
金城武が初恋の人に偶然遭遇しその人の気を惹こうとチョロチョロするシーン、ミシェルがベッドで一人エッチしているシーンも。単調で長い!寝るって、、。

画はさすが「監督:ウォン・カーウァイ」「撮影:クリストファー・ドイル」のコンビ。とってもお洒落。これは香港に行きたくなるよ。

中身の方は破綻していたような。ハードボイルド、恋愛、コメディ、親子愛、、、。気負った中二病が色々詰め込んで作った学芸会の演劇のよう。
でも観終わった後「こんな我慢した会社人生はやっぱダメだわ。」と思ったのよね。なんでだろ。

✳︎『モダン・タイム』『テイク・イット・イージー』など若かりし吉川晃司主演の映画を思い出した。そういう空気感。つみきみほ、とかね。観たくなってきた。どこかで再演してくれないかなあ。

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momokichi

3.0 前作『恋する惑星』から明け透けな感じは薄れた

2026年2月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

元々は前作の本作のエピソードを加えて3エピソードで1本と企画されており、時間的制約もあり本作は単独での映画となったとのこと。そのこともあり前作から引き継いで登場する建物や人物が観ていて面白い。ただ前作をエモーショナルたらしめていた分かりやすさもある人物像や、演出として意図的に説明を省略することで直感的に理解できた物語なんかは本作にはあまり感じない。全体として暗く、より分かりづらいものになっている。物語としてもおどけつつもやや重いテーマもあり、少し退屈してしまったが音楽の良さは変わらず、演出としての効果も抜群なのが良かった。

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ezio

3.5 『恋する惑星』の姉妹編?

2026年1月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ドキドキ

『恋する惑星』で香港映画のニュースターに躍り出たウォン・カーウァイ監督による、その次に日本公開された映画。本来3つのエピソードで構成する予定だった『恋する惑星』がやはりウォン・カーウァイお得意の撮影が延びに延びて公開予定が迫り2つのエピソードで終わりとなったため、残る1つのエピソードを発展させた映画とされている。カーウァイにはよくある話で、『欲望の翼』もエピローグの唐突なトニー・レオンのシーンはあそこから後半のエピソードが始まる予定の名残りだったと言われている。

ウォン・カーウァイは基本的にスター俳優を起用する人だが、予定は未定のカーウァイ映画をスターたちが敬遠し始めたためか、『恋する惑星』ではスターはブリジット・リンとトニー・レオンのみで新人同様の金城武とフェイ・ウォンが起用された。さらに本作では続投した金城と『楽園の瑕』から1作置いたチャーリー・ヤンの若手2人に加え、レオン・ライ、ミシェール・リー、カレン・モクという若手3人が起用され、スター俳優不在の作品となっている。だがカーウァイは特にレオンとミシェールの演技が気に入らなかったらしく、後のインタビューか何かで公然と批判したりしたこともあったらしい。それもあってか彼ら5人のカーウァイ映画出演はこれきりとなり、次の『ブエノスアイレス』からはまたスター主義に戻っている。カーウァイ映画の印象が強い金城武だが実はカーウァイ映画の出演はキャリア初期の2作だけだった。

肝心の映画の出来だが、僕には『恋する惑星』の二番煎じに感じられて今ひとつの出来だった。エンディングで流れるフライング・ピケッツの「オンリー・ユー」はすごく良かったけれど。ただ、これも4Kレストア版で初公開時以来に再観賞したら、最初に観た時よりはずっと面白かった。不思議なものです。

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