YADANG ヤダン

劇場公開日:2026年1月9日

解説・あらすじ

カン・ハヌル、ユ・ヘジン、パク・ヘジュンが共演するクライムアクション。頭脳と情報を武器に国家を裏で操る「ヤダン」と呼ばれる闇の存在を中心に、野心に満ちた検事と、正義を見失った刑事の3人が繰り広げる、裏切りと復讐、欲望と狂気が交錯する物語を描く。

大統領選を間近に控えた韓国。麻薬犯罪者から情報を引き出し、検察や警察に提供して司法取引を操る「ヤダン」と呼ばれる闇のブローカー、イ・ダンスは、出世を狙う野心的な検事グァニと手を組み、次々と犯罪者の検挙を成功させていた。しかし、ある麻薬摘発事件をきっかけに、国家と裏社会をも巻き込む巨大な陰謀が姿を現し、ヤダンは地獄の底へと転落する。やがて、すべてを奪われた彼は復讐に打って出る。

「ラブリセット 30日後、離婚します」やドラマ「イカゲーム」「椿の花咲く頃」などで人気の俳優カン・ハヌルが、ヤダンのイ・ダンス役を演じ、これまでのさわやかなイメージを覆すダークで過激な役どころに挑戦。「破墓 パミョ」「タクシー運転手 約束は海を越えて」の名優ユ・ヘジンがグァニを、ドラマ「夫婦の世界」「おつかれさま」のパク・ヘジュンが、荒くれ者だが情に厚い刑事を演じる。

2025年製作/123分/R15+/韓国
原題または英題:Yadang: The Snitch
配給:ショウゲート
劇場公開日:2026年1月9日

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映画レビュー

4.0 韓国ノワール炸裂

2026年1月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

正直に言うと、韓国映画の面白さを再確認したのはごく最近だったりする。それまでは食わず嫌いで敬遠気味だったのだ。ところが昨年たまたま観た「侵蝕」があまりに面白く、さらに同じころ知人の薦めで観たNetflixの「人間レッスン」にすっかりハマってしまい、やっと今頃にして自分の中で「韓流ブーム」が来たわけだ。その流れからの本作品も実に韓国映画らしい面白さだった。

韓国における司法の腐敗や薬物汚染の闇深さなどをリアルに描写しつつ、ほど良いスピード感と共に攻守が常に入れ替わり続けるスリル満点の展開、強烈に際立つ悪役の個性、その上で最後はちゃんとスカッとさせてくれるカタルシス。王道といえば王道だが、エンタメとして実に良く出来ていると思う。

日本映画だとこういう作風はどうしても難しくなってしまう。例えば昭和では「西部警察」や「あぶない刑事」などが大人気な時代もあったが、さすがに現代ではその破天荒さを新規で成立させるのは相当に難しいように思う。たまに思い出すが「トップガン」を真似て1990年に織田裕二主演で制作された「BEST GUY」という作品は当時でも観てられないほどヤバくて、邦画が決して手を出してはいけないジャンルなんだなと強く再認識させられた記憶がある。その一方で外国映画になるとその国の現実を知らないせいか、リアリティの薄い話でも意外とすんなり受け入れてしまう事がよくある。この現象は作品の出来がどうこう以前にある程度仕方がないものなんだと思う。もちろんその「既成概念」を打ち破る邦画作品が出てきてくれる事を心から願ってもいるが。

さて本作品では展開や見せ方の面白さに加えて、とにかく登場人物のキャラの素晴らしさを強く言いたい。ヤダンであるイ・ガンスの人物像がカッコ良くも悪くも見えて絶妙にちょうど良く、検事ク・グァニのえげつない悪党ぶりや憎たらしい振る舞いなども見事で、何よりキャラが強烈に立っている。それに加えて刑事のイ・サンジェがまた濃くもなく薄くもなくちょうど良い味付け。そしてある意味では本作品の裏MVPとも言える大統領候補のバカ息子チョ・フンのイカれっぷり。彼が本作品で暴れ回ったのが本当に大きい。スーパーマンでダイブする最後も彼らしいと言えるかも知れない。

今の日本映画ではなかなか難しい、いかにも韓国らしい胸糞悪さと濃厚な味付けが心地良い。これがクセになるとまるで「二郎系」のように止まらなくなるのよね。ただいま韓流どハマり中の僕は「野菜マシマシ」でがっつり堪能しました。あとこれは個人的な韓流あるあるなんだけど、登場人物の名前がとにかく覚えられない!だからストーリーを正確に追うのにまあ苦労するのなんの。特に今回は登場人物が多めだったので映画の中盤くらいまでは「えーと、この名前は誰だっけ?」で頭が一杯にになってた。これも「歳を取った」という事なんだろうか。

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luna33

4.0 アク強いけど、いやそれが良いのか(笑) 面白かった! こんな稼業、...

2026年1月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

アク強いけど、いやそれが良いのか(笑)
面白かった!
こんな稼業、長くは続けられないだろうという思いどおりハチャメチャになっていって
元気の良い映画みたい人にはオススメ
みんなタフでキャラ濃かった(笑)

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とりから

4.0 やはりこの手の韓国映画は面白い

2026年1月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

韓国のクライムアクション、クライムサスペンスはレベルが高い。しかも本作はユ・ヘジンが出演している。この2点だけで観ることを決めた本作。結果はやはり正解だった。
逮捕した麻薬犯罪者から減刑をエサに情報を引き出すブローカー的な存在がヤダン。このヤダンの一人・ガンスを中心に、刑事、検事、麻薬の売人、そして常習者が絡んだ話は飽きることのない展開の連続だった。刑を減らしたい容疑者、実績を上げたい刑事・検事、そして金を持っている容疑者(もしくはその親)から交渉金を受け取るヤダン。ヤダンが成り立つこの構図が面白い。
ガンスとク検事が絆を深めていくプロセスもいいが、そこから一転する流れも韓国映画らしいところ。こうなってくると誰を信じることができて、誰が信じられないのかわからない感じがいい。
そして最後の騙し合いに進んでいくのだが、うまい具合に落ち着かせる終わり方だ。この手の韓国映画ではよくある、実はこうでした!って終わり方なのだが、もはや水戸黄門の印籠が出てくるシーンのように、きたきた!これから解決編ね!みたいな心境で臨むことになった。これからも韓国映画はこうした終わり方のバリエーションをどれだけ作れるかなんだろうな。
事前情報をあまり入れていなかったけど、十分に楽しめる作品だった。やはり韓国のクライムアクション、クライムサスペンス映画は面白い。

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kenshuchu

4.0 フィクション?

2026年1月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

麻薬取引、裏切り、よくあるお話ですが韓国映画だと本当にフィクション?って思える。例えば大統領候補の生放送にあんなスキャンダル映像があんなに簡単に流れるなんてね。
あまり期待はしてなかったけど後半ギアが上がってグイグイきました。

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共感した! 3件)
あらじん

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