帰ってきたヒトラー

劇場公開日:2016年6月17日

帰ってきたヒトラー

解説・あらすじ

ヒトラーが現代によみがえり、モノマネ芸人として大スターになるというドイツのベストセラー小説を映画化。服装も顔もヒトラーにそっくりの男がリストラされたテレビマンによって見出され、テレビに出演させられるハメになった。男は戸惑いながらも、カメラの前で堂々と過激な演説を繰り出し、視聴者はその演説に度肝を抜かれる。かつてのヒトラーを模した完成度の高い芸として人々に認知された男は、モノマネ芸人として人気を博していくが、男の正体は1945年から21世紀にタイムスリップしたヒトラー本人だった。ヒトラー役を演じるのは、舞台俳優オリバー・マスッチ。

2015年製作/116分/G/ドイツ
原題または英題:Er ist wieder da
配給:ギャガ
劇場公開日:2016年6月17日

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(C)2015 Mythos Film Produktions GmbH & Co. KG Constantin Film Pro duktion GmbH Claussen & Wobke & Putz Filmproduktion GmbH

映画レビュー

5.0 今こそ見るべき秀逸作品

2026年2月5日
PCから投稿
鑑賞方法:その他、VOD

怖い

知的

驚く

今現在、首相のワガママ衆議院選挙を前に、GAGAさんがYoutubeで無料公開しているとのことで見て、見終わった直後は「???」となったけれど、コメディ仕立てのこの作品。
後から考えれば考えるほど恐ろしい話で。
現代にまるっと蘇ったヒトラーが、あっという間にタイムスリップしたことを受け入れ、すぐさま新聞を読み漁り「今」を獲得し「今」に沿ったやり方で、みるみる勢いをつけて国民を味方にしていく、この流れの描き方が秀逸すぎて恐ろしいのです。

この作品を見てから、わが闘争を読み、ヒトラーについての文献を怒涛の勢いで読み、何故あんな酷いことに傾倒していったのか。あんなに酷いのに、何故国民が熱狂したのか。
どのように国民は心を奪われていったのか。
この作品のように、はじめはコミカルに、国民の一人ひとりの声を吸い上げ、国民の不安を前に、必ず救うと約束していく様に、ああ・・・とショックを受けました。
コメディなのに笑えない。本当に笑えない。

ヒトラーは愛国者であったというショック。私腹を肥やそうとしたのではない、本気でドイツを救おうとした人で。それがどうしてあのようなことになったのか。疑問を持たずにはいられなくなります。
それが大事。ヒトラーに疑問を持つ。そして果ては振り返り今の日本に疑問を持つ。
これからの日本に、世界に疑問を持つ。
徹底的に政治家たちの言動を監視していかねばならないという思いに至る。これが大事なのだと思います。

できるだけ多くの人に見てほしい作品で間違いありません。
選挙に行こう。必ず選挙に行こう。そう思わせてくれる作品です。

他人事じゃない。みんなみんな、一人ひとりにとって大切なこと。
この今、この時に、無料公開してくれたGAGAさんに感謝。
この作品の存在を教えてくれた方に感謝。素晴らしい作品をありがとう。

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Sign3121

3.0 「みんな最初は笑ってた」

「みんな最初は笑ってた」
市勢の不満をあおって対立させ人気を得るやり口はアホに有効。残念ながら私たちの知性はそれほどでもないってわかっちゃった今観ると沁みる。
ただ風刺劇としてちょっと痒いところに手が届かないな~感もあり、オチのどんでん返しねらい?も思い付きっぽい。いいとこはいいけど力不足。現実の方がもっと笑えない冗談になっちまったしな。

「四人だけ残れ」じゃない🤣。

吹替で観ると総統が少佐w。モノローグが多いからいつ「私は戦争が大好きだ」とか言い出すかワクワクした。

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水曜日のヲあ(フィルマのバックアップ用)

4.0 笑えない現代、歴史から学ぶ事の大切さ

2026年2月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

斬新

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ひつじ

4.0 笑って見れるなら面白い

2026年2月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

ヒトラーが2010年代にタイムスリップして注目を集めるという映画。面白い。
今作のヒトラーは晩年の精神異常のヒトラーではなく思慮がある有能ヒトラーとして描かれている。そこがウケたと思う。没後70年経ちドイツで3週連続興行一位などもはやヒトラーは本国でも過去の物になっているので無いかと思う。
ヒトラーという一番分かりやすいキャラだから
日本でも受けていて続編ムッソリーニだと日本では余り分からない。
これが日本だと東條英機とかだとまぁスルーされると思うのでドイツはそれに比べると緩いなとなった。
ヒトラー=アウシュビッツの大量虐殺が決定的なマイナスになるがそれを行っていなければ
ヒトラーの現在の評価はどうなっていたのだろう。手塚治虫は戦前ヒトラーは凄い人だと思っていたらしいので。
ドイツ国民にウケているのに、被害を受けていない日本の方が倫理観ガチガチの人だとこれは無いとなるのが変な心理でした。
面白い映画でした。

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さとう