BE:the ONE START BEYOND DREAMS

劇場公開日:2026年2月6日

解説・あらすじ

人気ダンス&ボーカルグループ「BE:FIRST」のドキュメンタリー「BE:the ONE」シリーズ第3作。2025年4月から7月にかけて開催された、グループ初のワールドツアーに密着した。

アジア、ヨーロッパ、北米など計12都市を巡り、言葉や文化を超えて世界の観客を魅了したワールドツアー「BE:FIRST World Tour 2025 Who is -BE:FIRST?-」。本作には、各地の公演で見せた圧巻のパフォーマンスはもちろん、さまざまな都市でメンバーに訪れたインスピレーションの瞬間や、つかの間のオフ時間なども収められている。さらに、メンバー自身がカメラをまわして撮影を敢行したことで、より等身大の姿を見ることができる。

そして、7月5日のシンガポール公演をもって活動休止(後にグループ脱退)したRYOKIについても、メンバーそれぞれの思いや現地での様子が映し出され、7人で最後となったパフォーマンスやステージ裏での姿も捉えられている。さらに、ワールドツアーを終えて帰国した各メンバーのリアルな気持ちを収めた最新インタビューも収録し、彼らの「今」を深く掘り下げていく。

2026年製作/86分/G/韓国
配給:エイベックス・フィルムレーベルズ
劇場公開日:2026年2月6日

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映画レビュー

5.0 「僕らは何も変わってない。そのために変わっていく」

2026年2月6日
iPhoneアプリから投稿

夢は、叶った瞬間よりも、信じ続けた時間にこそ宿る。
『BE: the ONE – START BEYOND DREAMS』は、その事実を静かに、しかし確実に胸へ届けてくる作品だった。

ワールドツアーが進むにつれ、
彼らの表情は確実に変わっていく
最初は鎧のようだった緊張が、少しずつ剥がれ落ち、
やがて殻が破れたように、笑顔が自然に溢れ始める。
その成長のプロセスを“体感”できる構成が秀逸だと感じた

印象深いのは、これまで聴いていた楽曲が
この映画を通してまったく違う深みを帯びて
聴こえてくる点だ。
歌詞の一行一行に、背景となる時間と感情が重なり、
音楽が「思い出」ではなく「物語」へと変わる。

さらに4DXの臨場感が、
その没入感を決定的なものにする。
音圧、振動、空間の動きがライブの熱量を再現し、
ただ観るのではなく、その場に“立ち会っている”感覚を
生み出す。

『BE: the ONE – START BEYOND DREAMS』は、
ただ成功の結果を称える映画ではない。
挑戦の途中にある揺らぎや、乗り越える前の未完成な瞬間こそが尊いのだと、そっと教えてくれる作品だ。
夢を追うすべての人へ。
そして、自分の殻を破る勇気を探している人へ。
この映画は、静かに、しかし確かに背中を押してくれる。
単なる成功記録でも、努力礼賛のドキュメンタリーでもない。真正面から向き合い、それでも一歩を踏み出し続けた人間たちの「途中」を、丁寧にすくい上げている。

期待も不安も、喜びも迷いも、
すべてを抱えたまま世界に向かう。
その覚悟が、ステージの一挙手一投足ににじんでいた。
楽しいだけでも、苦しいだけでもない。
笑って、悩んで、怒り、泣いて、
その全部を通過してきた時間を、まるごと見せてくれる。

だから観ている側も、自然と感情を揺さぶられる。
胸が熱くなる瞬間もあれば、
涙が止まらない場面もある。
まさに喜怒哀楽を味わえた作品だった。

今までのBE: FIRSTでの時間を大切に
BE: FIRSTのこれからの未来も壊さない選択を
強く感じた。

「僕らは何も変わってない。そのために変わっていく」

行き場のない感情を、
ようやく立ち止まって抱え直す時間になった。

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凛。

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