バーラ先生の特別授業

劇場公開日:2025年4月11日

バーラ先生の特別授業

解説・あらすじ

1990年代のインドを舞台に、地方の公立学校に着任した新人教師が、生徒たちの平等な教育の機会のために情熱をささげる姿を、実話をモデルに描いたドラマ。タミル語映画界で俳優、プロデューサー、監督などマルチに活躍し、「クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅」「グレイマン」などインド国外の作品にも出演しているダヌーシュが主演を務めた。

経済自由化と教育制度の改革により、インドでは多くの私立教育機関や予備校が設立され、高い授業料に応じた質の高い授業が提供されるようになった。しかしその一方で、公立学校は有能な教員が私立校に引き抜かれ、低階層の生徒は家計を助けるために授業を放棄するなど、教室が成立しない状況だった。チョーラワラム村の公立校に赴任してきた数学教師バーラは、さまざまな障害に立ち向かいながらも、受け持ちの生徒たちが共通試験で良い成績を収めることができるよう奮闘する。

監督は、これが長編4作目のベンキー・アトゥルーリ。インド・テランガーナ州の僻地にある公立校で教育の状況を改善し、インド政府から教員向けの国家賞を授与されたランガイヤ・カデルラ氏の半生にヒントを得て作られた。

2023年製作/134分/G/インド
原題または英題:Vaathi
配給:SPACEBOX
劇場公開日:2025年4月11日

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(C)Fortune Four Cinemas (C)Sithara Entertainments (C)Srikara Studios

映画レビュー

4.5 勉強したくてもできない子供たちと、勉強ができるのにしない子供たち

2025年12月13日
iPhoneアプリから投稿

簡単に言えば、インド版『3年B組金八先生』。
インドのドラマ映画としては、2013年公開の『きっと、うまくいく』に匹敵する傑作だと感じた。

「公立校の生徒が好成績を収めると私立校側に不都合なため、政治家を利用して公立校を妨害する」という対立構造が非常に新鮮。

「なぜ勉強が必要なのか」という問い自体は普遍的なテーマだが、バーラ先生の演説には圧倒的な説得力があり、強く胸を打たれた。

途上国では貧困ゆえに、子供が労働を優先せざるを得ず教育機会を失っている現状がある。
この映画は、学ぶ機会さえあれば懸命に勉強に励む彼らの姿を描いており、感動するとともに、発展途上国と先進国における教育問題の構造的な違いについて考えさせられた。

日本は学習環境が整っているにもかかわらず、学習意欲の低い子供たちが目立つ。
映画を観ていて、現在の日本の教育状況に対して不安な気持ちが芽生えた。

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おきらく

4.5 観て良かった その2 涙涙

2025年11月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

1週間前に来週は何を観ようか、探していたところ、大好きなプラバースさんのカルキが上映されていたが、曜日が合わず諦めたが、
無職の大卒とバーラ先生の特別授業も上映されていた。
バーラ先生の評価は高いのは知っている。
無職はどんな感じか映画COMを見たところ、
皆様がご存知のNOBU様1人だけの貴重なレビュー。拝見して面白そうなので観に行くことに決定。
無職が終り、30分後にバーラ先生。
約260分。腰とトイレの不安…
映画館は、いつも行く大手シネコンではなく、
新文芸座。会員登録をし、チケット購入。
1週間前から購入できるみたいだか、この時点で数名購入者あり。

ここまでは無職と文章一緒です。

バーラ先生、感動。
比較的最近の話。インドのカースト制度は
心が痛む。
随所で涙が止まらない。
46人の生徒が又、生徒を教え、インドの格差がなくなり、良い世の中になってくれることを願います。
ムトウ君(だったかな)とっても顔が素敵です
上映後、こちらも拍手あり。
たぶんお客さんはみな2本観ていると思います。

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インド映画にハマっているseiyo

5.0 ミニシアター最高!

2025年6月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

驚く

元小学校教員のせいか、つい教育に関わる映画を観てしまう。
「小学校」「型破りな教室」に続き、今年3本目の教育ものだったが、
泣いてしまったのは本作のみ。
「RRR」のおかげでインド映画になじみができたせいか
あの独特な展開にも抵抗感はなく、作品の世界に没入できた気がする。
広島にあるサロンシネマで鑑賞したが公開館が少なく期間が短いのはもったいない。
最近はミニシアター系で掘り出し物の作品に出合えるのを楽しみにしている。
この作品をもっと多くの人に観てほしい。

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kuma0815

3.5 バーラ先生に感動

2025年5月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

幸せ

1990年代のインドは、経済の自由化と教育制度改革により、多くの私立教育機関や予備校が設立され、高い授業料で質の高い授業が提供されるようになった。しかしその一方で、公立学校では優秀な教員が私立校に引き抜かれ、低所得者層の家の生徒は家計を助けるために授業を受けれなかったりし、学校が成立しない状況だった。チョーラワラム村の公立校に赴任してきた数学教師バーラは、私立校の実力者などからさまざまな嫌がらせや邪魔をされたが、それに立ち向かい、受け持ちの45人の生徒たちが共通試験で良い成績を取れる様に奮闘した。テランガーナ州の僻地にある公立校で教育状況を改善し、インド政府から国家賞を授与されたランガイヤ・カデルラ氏の実話に基づく話。

インド映画だから、歌とダンスと美人が・・・なんて思ってると肩透かしをくらう。そんなのは有りません。
12年生って日本でいうと高校3年相当らしく、大学入試の共通試験みたいな物なんだろう。インドの数学教育はレベル高そうだった。
90年代のインドは仕事で何度も行っていたから当時の貧富の差やカーストの状況は実際に感じたことがある。
カーストの下層階級の人はどう頑張っても管理者にはなれないとか、提携先の社長が3%のシク教徒(ターバン巻いてる人たち)が70%の税金を払ってるなんて言われてたなぁ、と。
いろんな嫌がらせに立ち向かうバーラ先生が素晴らしかった。

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りあの