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好評により終了しました。
地球温暖化による気候変動問題や蔓延するさまざまな社会課題など、日本や世界を取り巻く状況は日々刻々と変化しています。いまこそ、私たちひとりひとりのサステナブルな行動がより一層必要なときだと言えます。
「サステナブル未来映画祭」は、持続可能な地球環境と子どもたちの豊かな未来のために、環境問題や社会課題をテーマにした名作映画を上映する新たな映画祭です。
本映画祭のテーマは、<「映画」を通して、世界を知る。そして未来を想い、行動する>です。
配信作品は、本映画祭で先行独占配信となるスウェーデンの若き環境活動家として有名なグレタ・トゥーンベリの素顔に迫ったドキュメンタリー「グレタ ひとりぼっちの挑戦」ほか、地球温暖化・フードロス・プラスチック削減・Z 世代の社会起業家たちなどをテーマにした全8作品のラインナップとなります。
すべて気鋭の映画作家たちが、世界に渦巻くさまざまな社会課題などに鋭く切り込み、人々に問いかける優れた作品ばかりです。映画作家たちが信じる「映画」の持つ力が、必ず1人の100歩から、100人の100歩となる行動のきっかけになると信じています。ぜひこの機会にご覧ください。
2020年製作/101分/G/スウェーデン
原題:I Am Greta
スウェーデンの若き環境活動家グレタ・トゥーンベリの素顔に迫ったドキュメンタリー。2018年8月、当時15歳のグレタは気候変動に対する政府の無関心に抗議するため、たったひとりで国会議事堂前に座り込み、学校ストライキを始めた。毎週金曜日に行っていたこの活動は世界中の多くの若者の心を動かし、数カ月のうちに国内外へ広がる一大ムーブメントとなった。その後、2019年のニューヨーク国連本部での気候行動サミットで涙ながらに訴えたスピーチで、グレタはさらに注目を浴びる存在となっていく。映画では、気候問題に関する専門的知識と揺るぎない覚悟を持つ彼女が国連総長アントニオ・グテーレスやフランスのエマニュエル・マクロン大統領、ローマ教皇ら世界のリーダーたちと議論を重ねる姿を捉えると同時に、世界的に注目を集める1年以上も前から彼女に密着し、動物たちと戯れるリラックスした姿や、自身のアスペルガーの症状について冷静に分析する様子、重圧と向き合い葛藤する姿、そして彼女の行動を支える家族の姿も映し出す。
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2019年製作/76分/アメリカ
原題:Microplastic Madness
日本語吹替版
プラスチックごみによる環境汚染問題を学んだ、ニューヨーク・ブルックリンの小学5年生たちを追ったドキュメンタリー。世界的に注目を集めるプラスチック汚染問題。ブルックリンの小学5年生たちがこの問題を学び、彼らならではの視点で問題の根幹を問いただし、解決に向かってアクションを広げて行くまでの2年間を追う。映画では子どもたちの素朴な疑問に専門家が答えて行き、アニメーションをふんだんに使って、このプラスチック汚染問題をわかりやすく解き明かしていく。子どもたちのまっすぐな熱意から希望が滲み出る本作品は、世界44の映画祭に選ばれ8つの賞を受賞している。日本語吹き替え版では、この環境問題の解決に貢献したいという全国の小中学生のほか、現代美術家の日比野克彦らが吹き替えを担当。※本作品は日本語吹替版のみの配信となります。本編終了後にメイキング映像が付いています。
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2018年製作/86分/ドイツ
原題:Climate Warriors
温暖化などの地球の環境汚染が叫ばれる中、気候変動を止めるための活動を展開する気候活動家たちのさまざま挑戦に密着したドキュメンタリー。若き気候活動のリーダーとして若者たちと気候変動に消極的な米国政府を提訴する17歳のヒップホップアーティスト、孫の世代のために藁を活用した発電を実用化した発明家など、幅広い世代の気候活動家たちを紹介。100%再生可能エネルギー実現を目指す彼らの姿を追いながら、人類が直面している問題に迫っていく。監督は「第4の革命 エネルギー・デモクラシー」のカール=A・フェヒナー。
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2020年製作/80分/アメリカ
原題:The New Breed
貧困、不平等、そして環境破壊といった社会課題をビジネスの手法で解決しようとチャレンジしている社会起業家たちがいる。映画『ザ・ニュー・ブリード』は、アメリカで勢い盛んな社会起業家のたちを捉えたドキュメンタリーだ。この映画には3人の魅力的なミレニアル世代が、どのように事業を立ち上げたのかを描いている。
映画には、コメディアン、ミュージシャン、学者が登場し、社会起業家ムーブメントを多角的な視点で浮き彫りにし、植民地主義、不平等、貧困の歴史などを、楽しげで分かりやすい方法で伝える。この映画自体が社会事業であり、映画の収益は世界中の恵まれない環境にある若い映画制作者の映画機材やトレーニングに使われる。社会起業家を目指す人々に大きなヒントをくれる作品。
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2015年製作/81分/オーストリア
原題:Wastecooking: Kochen statt
Verschwenden
世界で生産される食料の3分の1が廃棄されている現実を受け、キッチン付き廃油カーで廃棄食材料理を届けながらヨーロッパをめぐる旅を追ったドキュメンタリー。食べられることなく廃棄される食料は世界で年間約13億トン、ヨーロッパだけでも8900万トンにものぼる。ジャーナリストで「食料救出人」のダービドは、植物油の廃油で走行できるように改造した車に、ゴミ箱で作ったキッチンカーを取り付け、ヨーロッパ5カ国をめぐる旅をスタートさせる。各地で廃棄予定の食物を使った料理をふるまうダービドと人々とのコミュニケーションから、現在抱えている食の問題、そして未来を考えていく。
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2014年製作/87分/アメリカ
原題:DamNation
無駄なダムを撤去し、川の自由を取り戻そうと活動を続けてきた者たちの姿を追ったドキュメンタリー。アメリカ全土に建設された7万5000基ものダムは、本来あった川の姿を変貌させ、魚を絶滅させ、生態系に影響を与えた。しかし、多くのダムでは期待されるほどの発電、灌漑(かんがい)、洪水防止の効果を得られておらず、維持には高いコストもかかっている。そんな負の側面ばかりのダムを撤去し、地球の血管とも言われる川を解放しようと活動する人々の挑戦を通し、人間も自然の一部であることや、技術によって自然を征服するのではない、新たな未来への可能性を見出していく。アウトドア用品メーカー「パタゴニア」の創設者イボン・シュイナードが、製作に名を連ねている。
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2018年製作/91分/G/アメリカ
原題:The Biggest Little Farm
自然を愛する夫婦が究極のオーガニック農場を作り上げるまでの8年間を追ったドキュメンタリー。ジョンとモリーの夫婦は、愛犬トッドの鳴き声が原因でロサンゼルスのアパートを追い出されてしまう。料理家である妻のモリーは、本当に体によい食べ物を育てるため、夫婦で愛犬トッドを連れて郊外の荒れ果てた農地へと移住する。都会から郊外へと生活環境がガラリと変わった2人は、自然の厳しさに直面しながらも、命の誕生と終わりを身をもって学び、動物や植物たちとともに美しいオーガニック農場を作るために奮闘の日々を送る。映画製作者、テレビ番組の監督として25年の経歴を持つジョン・チェスターが、自身と妻、そして愛犬の姿をカメラに収めた。
2019年製作/110分/G/ブータン
原題:Lunana: A Yak in the Classroom
ヒマラヤ山脈の標高4800メートルにある実在の村ルナナを舞台に、都会から来た若い教師と村の子どもたちの交流を描いたブータン映画。ミュージシャンを夢見る若い教師ウゲンは、ブータンで最も僻地にあるルナナ村の学校へ赴任するよう言い渡される。1週間以上かけてたどり着いた村には、「勉強したい」と先生の到着を心待ちにする子どもたちがいた。ウゲンは電気もトイレットペーパーもない土地での生活に戸惑いながらも、村の人々と過ごすうちに自分の居場所を見いだしていく。本作が初メガホンとなるブータン出身のパオ・チョニン・ドルジ監督が、村人たちのシンプルながらも尊い暮らしを美しい映像で描き、本当の幸せとは何かを問いかける。
開催期間 | 2022年1月28日(金)~2月10日(木) |
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開催場所 | シネマ映画.com 特設ページ https://cinema.eiga.com/sustainable2022/ |
主催 | 株式会社ガイエ、株式会社エイガ・ドット・コム |
協力 | 株式会社シンカ |
参加申込み方法 | シネマ映画.comにてオンライン配信となります。 鑑賞するには、作品毎の鑑賞料金がかかります。 チケット購入にはシネマ映画.comでのユーザー登録が必要となります。 ※日本国外からの参加はできません |
問い合わせ先 | 【サステナブル未来映画祭についてのお問い合わせ】 サステナブル未来映画祭 運営事務局(株式会社ガイエ) sfff_official@gaie.jp 【チケット購入・視聴時についてのお問い合わせ】 シネマ映画.com お問い合わせ窓口 https://cinema.eiga.com/help/ |