レ・ミゼラブル

レ・ミゼラブル

4.0    104分 | 2019年 | G
レ・ミゼラブル

レ・ミゼラブル

4.0 104分 | 2019年 | G

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ヴィクトル・ユゴーの小説「レ・ミゼラブル」の舞台でもある、パリ郊外に位置するモンフェルメイユは、いまや危険な犯罪地域と化していた。犯罪防止班に新しく加わることになった警官のステファンは、仲間と共にパトロールをするうちに、複数のグループ同士が緊張関係にあることを察知する。そんなある日、イッサという名の少年が引き起こした些細な出来事が大きな騒動へと発展し、事件解決へと奮闘するが、事態は取り返しのつかない方向へと発展し…。

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映画レビュー

Dan Knighton

PRO

Indie Cinema Armageddon

Dan Knightonさん | 2020年9月29日 | PCから投稿

A cop tale mystified by the community patrols' hunt for a lion that some kid stole. It's really hard to see where the movie is going, which is what makes it so fun. The Mali-born director sees French immigrant neighborhoods with a certain danger, an uprising brimming up among the youth, caught in a struggle similar to the refugee camps' in Children of Men. Does good triumph natural evil? Up to you.

清藤秀人

PRO

ここにあるカオスはフランスだけの問題ではない

清藤秀人さん | 2020年2月28日 | PCから投稿

フランスで社会問題になっている都市郊外のスラム化が、ヨーロッパ全土に、ひいては全世界に広がっていく。発展から取り残された低所得者用住宅、通称バンリューには、アフリカ移民の2世、3世はもちろん、麻薬ディーラー、イスラム教徒、ロマのサーカス団たちが、一触即発の状態でひしめき合っている。街を パトロールする警官たちはすでに正義のなんたるかを忘れ去り、差別や恐怖を通り越した荒廃が彼らの心を蝕んでいる。ある日。そこで発生した警官による無防備な移民少年への発砲事件が、遂に、積りに積もったフラストレーションに火を付ける時、そこにあるカオスは今の世界共通の問題であることに気づかされる。皮肉にも、文豪ヴィクトル・ユーゴーによる代表作の舞台になった同じ街で展開する物語は、実際にそこに住む監督、ラジ・リの実体験に基づいているとか。「レ・ミゼラブル(悲惨な人々)」と言うタイトルが、これほどまでリアルに響くとは驚きだが、監督の目は彼ら個々人ではもちろんなく、人々をそうしてしまった犯人、つまり、政治と社会に向けられている。

映画レビュー

Dan Knighton

Dan Knightonさん PRO
2020年9月29日 | PCから投稿

Indie Cinema Armageddon

A cop tale mystified by the community patrols' hunt for a lion that some kid stole. It's really hard to see where the movie is going, which is what makes it so fun. The Mali-born director sees French immigrant neighborhoods with a certain danger, an uprising brimming up among the youth, caught in a struggle similar to the refugee camps' in Children of Men. Does good triumph natural evil? Up to you.

清藤秀人

清藤秀人さん PRO
2020年2月28日 | PCから投稿

ここにあるカオスはフランスだけの問題ではない

フランスで社会問題になっている都市郊外のスラム化が、ヨーロッパ全土に、ひいては全世界に広がっていく。発展から取り残された低所得者用住宅、通称バンリューには、アフリカ移民の2世、3世はもちろん、麻薬ディーラー、イスラム教徒、ロマのサーカス団たちが、一触即発の状態でひしめき合っている。街を パトロールする警官たちはすでに正義のなんたるかを忘れ去り、差別や恐怖を通り越した荒廃が彼らの心を蝕んでいる。ある日。そこで発生した警官による無防備な移民少年への発砲事件が、遂に、積りに積もったフラストレーションに火を付ける時、そこにあるカオスは今の世界共通の問題であることに気づかされる。皮肉にも、文豪ヴィクトル・ユーゴーによる代表作の舞台になった同じ街で展開する物語は、実際にそこに住む監督、ラジ・リの実体験に基づいているとか。「レ・ミゼラブル(悲惨な人々)」と言うタイトルが、これほどまでリアルに響くとは驚きだが、監督の目は彼ら個々人ではもちろんなく、人々をそうしてしまった犯人、つまり、政治と社会に向けられている。