ザ・ラスト・ウェーブ

   105分 | 1977年

オーストラリア出身のピーター・ウィアー監督が『ピクニックatハンギング・ロック』(75)に続いて撮った、先住民アボリジニの持つ神秘性をテーマに描くオカルト・ミステリー。世界が破滅する未来を見ることになる弁護士役に『タワーリング・インフェルノ』(74)、『将軍 SHOGUN』(80)などの米国の名優リチャード・チェンバレン。

大雨や雹など各地で異常気象現象が起こるオーストラリア・シドニー。弁護士のデヴィッド・バートン(リチャード・チェンバレン)は先住民アボリジニによる殺人事件を担当することになる。ところがデヴィッドの周囲には次々と奇怪な出来事が起こり続け、ある悪夢の中で見たアボリジニ、クリス・リー(ガルピリル)が事件の容疑者として浮かび上がる。そしてデヴィッドは幻覚に悩まされながらも事件の謎に迫っていく…。

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