音が鳴ったら現れる「何か」が巻き起こす恐怖を描いたイタリア製ホラー。
ニューヨークで暮らすエマは歌手を目指しているが、オーディションに落ち続け自信を失っていた。そんな中、父が入院したとの報せを受けた彼女は、恋人セバと一緒に故郷イタリアへ向かう。父は面会謝絶となっており、母に理由を聞くと、急に暴れ出した父から殺されそうになったという。その夜、実家に泊まることになったエマは、ガラクタ修理が趣味の父の隠し部屋で古いラジオを見つける。すると突然ラジオから音楽が流れ出し、エマが不審に思いながらスイッチを切ると、その瞬間「何か」の気配を感じ……。
イタリアを拠点に数々の短編ホラー映画を制作してきたアレッサンドロ・アントナチ、ダニエル・ラスカー、ステファノ・マンダラによる気鋭の監督ユニット「T3」がメガホンをとり、2020年にアメリカのスクリームフェスト・ホラー映画祭で好評を得た彼ら自身による短編を英語長編映画化した。
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