ベネシアフレニア

   99分 | 2021年 | R15+

スペインの鬼才アレックス・デ・ラ・イグレシア監督のホラー

近年社会問題化している「オーバーツーリズム」を背景に連続殺人鬼が引き起こす惨劇を描く。

「気狂いピエロの決闘」で第67回ベネチア国際映画祭の監督賞・脚本賞を受賞したスペインの鬼才アレックス・デ・ラ・イグレシアが、近年社会問題化している「オーバーツーリズム」を背景に連続殺人鬼が引き起こす惨劇を、イタリアのジャーロ(ジャッロ)映画へのオマージュを散りばめながら描いたホラー映画。

結婚を間近に控えたスペイン人のイサは、独身最後の期間を友人たちと満喫するべく、カーニバルで賑わうイタリア・ベネチアへやって来る。しかし近年のベネチアでは、観光客の増加による環境悪化が社会問題となっていた。イサたちがボートに乗り込むと、カーニバルの衣装を着た道化師が同乗してくる。その不気味な雰囲気さえも楽しもうとするイサたちだったが、その道化師の正体は観光客を狙う恐ろしい殺人鬼だった。

「REC レック」シリーズのパブロ・ロッソが撮影を担当。

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映画レビュー

村山章

PRO

ジャーロ映画と生真面目さのヘンテコなミスマッチ。

村山章さん | 2023年4月29日 | PCから投稿

ネタバレ

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