『スクリーム』シリーズなどで90年代に人気を博したデヴィッド・アークエットが、プロレスへの挑戦を通してどん底人生から這い上がる姿に密着した傑作ドキュメンタリー。彼の妻や子供たち、姉のパトリシアやロザンナ、さらにリック・フレアーやエリック・ビショフといったレジェンド・レスラーたちのインタビューとともに描く。2020年の米シャーロット映画祭で観客賞を受賞した。
2000年、俳優のデヴィッド・アークエットは映画の宣伝活動でプロレスに参戦し、メジャー団体で世界王者になる。だがファンやレスラーたちから怒りを買い、プロレス界から遠ざかる。それから約20年が経ち、すっかり太った体で心臓や脳に疾患を抱え、俳優のオーディションを受けては落ちる日々を送っていたアークエットは、40代後半にしてプロレス界への復帰を決意。インディー団体やメキシコで猛特訓を重ね、徐々に輝きを取り戻していく。しかし、デスマッチで大怪我を追ってしまい…。
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