途上国を舞台に成長し続ける貧困産業の実態に迫ったドキュメンタリー。営利目的の途上国開発業者や貧困産業が成長する一方で、先進国から一方的に押し付けられる援助により、受け手の途上国側の自活力が潰されているという実態があった。一足購入ごとに発展途上国に一足の靴が贈られるというあるシューズメーカーの取り組みは、地域産業の成長を妨げていた。その一方で、海外援助に頼ることなく、自ら起業することで課題の解決をおこなう事業者も存在する。貧困産業を取り巻くさまざまな問題に光を当て、援助のあり方を問いかけていく。
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