瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと

   95分 | 2022年 | G

誰も知らない瀬戸内寂聴の金言の数々と秘蔵映像

4つの時代を生きた国民的作家に17年間密着した中村裕監督だから描ける貴重なドキュメンタリー。

スクリーン2

2021年11月に99歳で没した作家で尼僧の瀬戸内寂聴のドキュメンタリー。大正・昭和・平成・令和と4つの時代を生きた瀬戸内寂聴は、駆け落ち、不倫、三角関係など自らの体験を私小説のかたちで発表し、世間からバッシングを受けながらも、作家としての不動の地位を確立した。51歳で出家してからは僧侶と作家の2つの顔を持ち、2020年1月まで毎月一回行っていた法話には全国から人が訪れるなど晩年まで大きな人気を集めた。女性であるということを忘れずに人生を楽しむ彼女の生きざまを通して、不寛容な空気が充満する現代社会において人間の生命力とは何か、いかに生き、老いていけばよいかというヒントを探る。監督は、17年間にわたり瀬戸内寂聴に密着して撮影を続け、2015年に放送されたNHKスペシャル「いのち 瀬戸内寂聴 密着500日」のディレクターも務めた中村裕。

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監督: 中村裕
プロデューサー: 松浦敬 阿部毅 成瀬保則 伊豆田知子
音楽プロデュース: 菊地成孔
出演: 瀬戸内寂聴
日本 / 日本語
(C)2022「瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと」製作委員会

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