マリアと僕

   80分 | 2010年

スペインのコミック作家ミゲル・ガジャルドと、彼の娘で、自閉スペクトラム症を持つ14歳のマリアの夏休み旅行を追ったドキュメンタリー。2007年に、ミゲルがマリアとの関係を綴って高く評価された同名コミックをモチーフに、数々の問題はありながらも小さな喜びを積み重ねていくふたりの姿を通して、いかにして障害と向き合い、共に生きていくかがユーモアと温かなイラストを交えて伝えられる。“スペインのアカデミー賞”ことゴヤ賞で、2011年の長編ドキュメンタリー賞にノミネート。
 愛情深い母マイと暮らす自閉症の少女マリアは、母と離婚して今はバルセロナで暮らす父ミゲルと、グラン・カナリア島のリゾート地で夏休みを過ごすことにしている。マリアとミゲルにとって、「絵を描くこと」は重要なコミュニケーション手段。日常のルーティンを離れることで、時おりマリアは混乱して怒りをぶつけるが、父娘はふたりきりのかけがえのない時間によって、愛情を深め合っていく。

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