春江水暖 しゅんこうすいだん

春江水暖 しゅんこうすいだん

3.8    150分 | 2019年 | G

【先行独占配信】第72回カンヌ国際映画祭批評家週間クロージング作品

横移動スクロールの超ロングテイクや壮大なロングショットに息を呑む、現代の山水絵巻に驚嘆の傑作

春江水暖 しゅんこうすいだん

春江水暖 しゅんこうすいだん

3.8 150分 | 2019年 | G

【先行独占配信】第72回カンヌ国際映画祭批評家週間クロージング作品

横移動スクロールの超ロングテイクや壮大なロングショットに息を呑む、現代の山水絵巻に驚嘆の傑作

前売り好評発売中!

販売期間:2021年6月24日(木)まで

前売り購入で、配信開始後の通常料金よりお得に鑑賞できます!

プレミアムスクリーン【前売り】
前売りとは?


配信期間: 2021年6月25日(金)~ 7月15日(木)

プレミアムスクリーン
配信期間: 2021年6月25日(金)~ 7月15日(木)

 字幕版 】 1,200円

杭州市、富陽。大河、富春江が流れる。しかし今、富陽地区は再開発の只中にある。顧家の家長である母の誕生日の祝宴の夜。老いた母のもとに4人の兄弟や親戚たちが集う。その祝宴の最中に、母が脳卒中で倒れてしまう。認知症が進み、介護が必要になった母…。グー・シャオガン監督、驚嘆の長編デビュー作。山水画の絵巻「富春山居図」にインスピレーションを得て、クラシックでありながら革新的な映画を完成させ、2019年カンヌ国際映画祭批評家週間のクロージング作品に選ばれた。エドワード・ヤン、ホウ・シャオシェン、ジャ・ジャンクーの遺伝子を感じさせる新世代の才能として世界に迎えられたのだ。息を呑む横移動スクロールの超ロングテイクや壮大なロングショット。激動の中国に生きる、ある大家族の営みが、まさに絵巻としてスクリーンに広がる。

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映画レビュー

牛津厚信

PRO

この長回しの映像美には圧倒される

牛津厚信さん | 2021年1月31日 | PCから投稿

江南の都市、富陽に富春江という大河が流れている。大規模な再開発によって日々姿かたちを変えるこの地で、四季折々の自然の息吹を胸いっぱいに吸い込みながら生きる一族の物語。2時間半という長尺ながら、本編が始まればその長さにも納得がいく。何しろ本作はワンシーン、ワンシーンが超長回しで撮られ、そのいずれにも驚異的な映像美とカメラワークが内包されているのだ。とりわけ大河や山々が映り込むショットは圧巻のひとこと。古より景勝地として愛されてきた土地だけに、10分を超えても途切れることのない映像に身を委ねながら、いつしか自分が山水画の繊細な筆遣いを地道に目でたどっているかのような思いすら込み上げてくる。この悠久の時間の中で、時に人間はとてもちっぽけな存在にも見える。だがそれでもなお、様々な困難と直面しながら歯を食いしばって生きる姿がとても切なく、愛おしい。まだ30代序盤というシャオガン監督の今後が楽しみだ。

映画レビュー

牛津厚信

牛津厚信さん PRO
2021年1月31日 | PCから投稿

この長回しの映像美には圧倒される

江南の都市、富陽に富春江という大河が流れている。大規模な再開発によって日々姿かたちを変えるこの地で、四季折々の自然の息吹を胸いっぱいに吸い込みながら生きる一族の物語。2時間半という長尺ながら、本編が始まればその長さにも納得がいく。何しろ本作はワンシーン、ワンシーンが超長回しで撮られ、そのいずれにも驚異的な映像美とカメラワークが内包されているのだ。とりわけ大河や山々が映り込むショットは圧巻のひとこと。古より景勝地として愛されてきた土地だけに、10分を超えても途切れることのない映像に身を委ねながら、いつしか自分が山水画の繊細な筆遣いを地道に目でたどっているかのような思いすら込み上げてくる。この悠久の時間の中で、時に人間はとてもちっぽけな存在にも見える。だがそれでもなお、様々な困難と直面しながら歯を食いしばって生きる姿がとても切なく、愛おしい。まだ30代序盤というシャオガン監督の今後が楽しみだ。