ありがとう、トニ・エルドマン

ありがとう、トニ・エルドマン

3.5    162分 | 2016年 | PG12
ありがとう、トニ・エルドマン

ありがとう、トニ・エルドマン

3.5 162分 | 2016年 | PG12

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悪ふざけが大好きな父・ヴィンフリートとコンサルタント会社で働く娘・イネス。性格も正反対なふたりの関係はあまり上手く いっていない。たまに会っても、イネスは仕事の電話ばかりして、ろくに話すこともできない。そんな娘を心配したヴィンフリ ートは、愛犬の死をきっかけに、彼女が働くブカレストへ。父の突然の訪問に驚くイネス。ぎくしゃくしながらも何とか数日間 を一緒に過ごし、父はドイツに帰って行った。ホッとしたのも束の間、彼女のもとに、という別人になった 父が現れる。職場、レストラン、パーティー会場──神出鬼没のトニ・エルドマンの行動にイネスのイライラもつのる。しかし 、ふたりが衝突すればするほど、ふたりの仲は縮まっていく…。

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映画レビュー

牛津厚信

PRO

笑いと涙で父娘の距離を縮めるエルドマンという精霊

牛津厚信さん | 2017年12月30日 | PCから投稿

ネタバレ

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清藤秀人

PRO

歪んだ社会に舞い降りた風変わりな天使、エルドマン

清藤秀人さん | 2017年6月17日 | PCから投稿

ルーマニアのブカレストで経営コンサルティング業に勤しむ娘を訪ねて故郷のドイツからやって来た父親は、娘が仕事上で多用するパフォーマンスとかアウトソーシングとかの新興用語の意味が分からない。しかし、そんな父がバレバレの変装と嘘を使ってまで娘に密着するのは、彼女が決して幸せではないことを知っているからだ。かつては社会主義独裁政権によって支配されていたルーマニアが、今やヨーロッパに於けるビジネスの中心地であることが意外だし、町の片隅にたむろする貧しい移民たち(もしくはロマ)との対比は、急激な変化に対応し切れてないヨーロッパの今を映し出しているかのよう。父が演じるトニ・エルドマンは、そんな歪んだ社会と、資本主義の激流に流されていく娘にそっと手を差し伸べる風変わりなエンジェル。その背中には深い哀切といっぱいのユーモアが漂っている。

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牛津厚信

牛津厚信さん PRO
2017年12月30日 | PCから投稿

笑いと涙で父娘の距離を縮めるエルドマンという精霊

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清藤秀人

清藤秀人さん PRO
2017年6月17日 | PCから投稿

歪んだ社会に舞い降りた風変わりな天使、エルドマン

ルーマニアのブカレストで経営コンサルティング業に勤しむ娘を訪ねて故郷のドイツからやって来た父親は、娘が仕事上で多用するパフォーマンスとかアウトソーシングとかの新興用語の意味が分からない。しかし、そんな父がバレバレの変装と嘘を使ってまで娘に密着するのは、彼女が決して幸せではないことを知っているからだ。かつては社会主義独裁政権によって支配されていたルーマニアが、今やヨーロッパに於けるビジネスの中心地であることが意外だし、町の片隅にたむろする貧しい移民たち(もしくはロマ)との対比は、急激な変化に対応し切れてないヨーロッパの今を映し出しているかのよう。父が演じるトニ・エルドマンは、そんな歪んだ社会と、資本主義の激流に流されていく娘にそっと手を差し伸べる風変わりなエンジェル。その背中には深い哀切といっぱいのユーモアが漂っている。