エマ、愛の罠
第76回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品作品
「ジャッキー ファーストレディ 最後の使命」のパブロ・ラライン監督が1人の女性の奔放な愛の姿を描いたドラマ。
映画レビュー
PRO
うんざりな前半 → ぶっ飛びの才能
駒井尚文|映画.com編集長さん | 2020年11月10日 | PCから投稿
序盤からずっとアンモラルな感じで、主人公に共感できず、「フランス映画はしんどいよなあ」とうんざりしながら見ていたんですが、途中で言語がフランス語ではないことに気づき、「何なんだこれ、どこの国の話?」って感じで俄然のめり込んでいった。で、後半4分の3ぐらいで話の展開に呆然。スゲエ、凄すぎる! あのセックスも、このセックスも、ちゃんとミッションがあって、そのプロセスだったんだ!って。あとで確かめたら、南米チリの案件でした。パブロ・ラライン監督か。それにしても、凄い才能がいたもんです。今年見た映画の中で、一番凄い才能かも。
PRO
痛快にしてお見事!な、間違いを恐れぬ主人公の大驀進!
村山章さん | 2020年10月31日 | PCから投稿
ネタバレ